パニック障害は極度の緊張によって現実感がなくなり、動悸、呼吸数の増加、発汗といった症状が出ます。
現実感を喪失させない方法としてレーズンエクササイズというのが利用される方がいます。
レーズンエクササイズはレーズンを口に入れて匂い、味、レーズンの形状を意識することで五感に感覚を集中させて現実感の喪失を防ぐ方法です。
レーズンは苦手な人もいますし、常に持ち歩くのもたいへんです。
そこで、コーンポタージュスープエクササイズが有用です。コーンポタージュスープなら自販機で販売されていることが多く、不安を感じた際にすぐに購入できます。
コーンポタージュに入っているコーンは意識してみると一つずつ大きさや形状は異なるので意識しながら食べることで現実感の喪失を防ぐことができます。
板橋区役所前メンタルクリニック
精神科専門医