年齢と仕事柄、プロジェクトマネージャー(以降、PMと略します)の仕事はよくまわってきます。
また、同じように他社のPMと一緒に仕事をすることも多かったりします。
PM関連のHow toものは、本屋さんへ行けば山ほど売っていますので、ここではそんな話はやめにして、私が見ていて誤解や曲解をしている点をすこし書いて見ます。
一番多いのは、PMはお金をネゴし(ようはひたすら値切るw)、スケジュールを守れ~、寝ないで働け~
って、わめくのが仕事だと思っている人かな?
外から見える見え方は別として、結構このタイプのPMは多いです( ̄□ ̄;)
結論から言うと、わめいて・おどして・どなってプロジェクトが仕上がるなら、私ならその筋の方にPMを一任します。
別な言い方をすると、そんな方法でうまくいくならPMなんてお仕事はそもそも必要なかったりします。
特にソフトウェアが中心なシステム開発の場合、システムの中核となるプログラムやそのプログラムを作る基になる仕様書は人間が書いている… という、当たり前のことがすっぽり頭から抜け落ちている人が多いです。
お客様のPMが、ひたすらわめき散らし・恫喝していたら現場の開発者はどう思うでしょうか?
責任がどこにあり、非がどちらにあるかは別にして、人間、感情がありますから面白くないですよね~
そんな人の為に、素晴らしいコードを書こうなんて、思わないですよね…
モチベーション下がりまくりですよね…
それでもモチベーションを維持し、よりよりシステムを作り上げよう~ って、鼓舞するような素晴らしいPMが開発側に居れば別ですが(普通ありえないw)、上記のような環境でどのような品質のプログラムが出来上がってくるかは、押して知るべしです(@_@)
PMのお仕事は多岐にわたりますから、これだけやってれば良い! というのはありません。
しかし、少なくてもお仕事をする基本的な考え方(=ベース)は、
プロジェクトに参画もしくは関係するメンバーに対し、
『どうやったら気持ちよくお仕事をしてもらえるか?』
この一点だと私は思っています。
ココをベースにしてお仕事を進めていけば、そんなに間違った方向へは行きませんし、仮に多少経験がなくマネージメントがへたくそでも、メンバーがちゃんとフォローしてくれるものです。
唯物論に毒されていると、頭の中で考えていることは口に出さなければ他人にはわからないと考えている人をよく見かけます。
動物と一緒に生活していたり、子供と一緒にいると良くわかりますが、頭で考えていることは他人にもちゃーんと伝わります。長い時間一緒にいれば、それこそ確実に伝わります。
PMのお仕事… 大変なことが多いですが、私は大好きなお仕事です(^O^)/