1週間ちょい前の話になるが、DeployCenterの話の顛末を書こうと思った。


情報を共有してナンボのブログだ。


書いとかねばならんだろう。

(もちろんオレ自身が忘れないためにも)



DeployCenterはネットワーク接続がすべて。


などと思っていたのだが、それもまぁ思い上がりだったわけだ。


もちろんDOSドライバを使うという点ではそこも無視できないポイントではあったわけだが。



ちなみに今回はWindowsの共有フォルダを保存先にした為、作成するのはMicrosoft TCP/IP起動ディスク。


まず心配していたネットワーク接続なのだが、サクっと完了。


これは起動ディスク作成中に出てくる選択画面で適応するドライバを選択してみたら一発だった。


接続されていることは保存先のサーバからPingで確認。


ここまでは順調だった。



まず起こった問題はドライブのマッピング。


Autoexec.bat内ではnet useコマンドで普通にマッピングしていたので、なぜ出来ないのか疑問だった。


DOSで検証してみると、どうやら接続するサーバをIPアドレスで指定してはいけないらしい。


しかし、ホスト名で指定してもマッピングできたりできなかったりする。


これは名前解決をNetBIOS over TCP/IPで行っていた為らしい。


Netディレクトリ下のLMHOSTSファイルにレコードを追加してやると、問題は発生しなくなった。



そこを越えるとImageCenterが起動したので、あとは楽だなと思っていたのだが甘かった。


イメージ作成開始直後に「エラー#3 メモリ不足です」と表示され、イメージ作成が終了してしまうのだ。


これは一部のマシンでのみ発生する問題だったらしいのだが、なんとか解決した。


方法としては、config.sysファイルから「DEVICE=HIMEM.SYS」の記述を削除した。


他にはメモリ拡張デバイスとしてEMM386.EXEを使う方法で解決する場合もあるらしい。(その際に「DEVICE=HIMEM.SYS」の記述を消す必要がある場合とない場合もあるようだ)


かくしてイメージ作成と復元は成功することになった。



余談だが、NICを複数持つマシンについて特定のNICを使用する方法も記述しておく。


この場合はProtocol.ini内の[MS$CARD]という項目に以下の3行を追加する。


BusNum = a

DevNum = b

PortNum = c

(※a・b・cにはそれぞれ対応する番号が入る)


以上の情報はおそらくGhostでも使えると思う。

(が、確証は無いのであくまで参考程度にしてほしい)