世の中は不景気のニュースで持ちきりですが、その余波はテレビ局にも直撃! 「木曜洋画劇場」や「おもいッきりイイ!!テレビ」など、次々と人気番組が終了してしまったことに驚いている人も多いはず。そこで、今年(もしくは昨年)終了した人気番組と、無くならないで欲しい長寿番組をまとめてみました。
では、今年(もしくは昨年)にはどのような人気番組が終了してしまったのでしょうか。以下にまとめてみました。
■「どうぶつ奇想天外!」(TBS)1993年10月16日~2009年3月29日。
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によると、「篤姫」に惨敗したのが決め手となったとか。動物好きにとっては動物番組がなくなってしまうのは悲しいことです。
■「あいのり」(フジテレビ)1999年10月11日~2009年3月23日。
世界92ヵ国を旅して、188人のメンバーのうち、44組のカップルが誕生。そのうち8組が結婚しました。視聴率は悪くなさそうなのですが、やはり制作費がかかるからでしょう。
■「おもいッきりイイ!!テレビ」(日本テレビ)1987年10月5日~2009年3月27日。
元「午後は○○おもいッきりテレビ」。みのもんたさんが司会を降板したのを期に終了。現在は「おもいッきりDON!」として放送中。
■「恋するハニカミ!」(TBS)2003年10月3日~2009年3月27日。
芸能人デート番組。2008年頃から視聴率が低迷し、5年半の放送に幕を閉じました。
■「木曜洋画劇場」(テレビ東京)1968年2月8日~2009年3月26日。
邦画『犬と私の10の約束』の放送をもって41年間の歴史に幕を閉じました。最後に放送された洋画はこの前週に放送された『トップガン』でこれが「洋画劇場」としての実質的な最終作品となりました。
■「学校へ行こう!MAX」(TBS)1997年10月16日~2008年9月2日。
元「学校へ行こう!」。「未成年の主張」や「東京ラブストーリー」などなど、数々の名企画を生んだ学校教育バラエティ。
■「世界ウルルン滞在記」(TBS)1995年4月9日から2008年9月14日。
2006年ごろから番組のマンネリ化が生じ始め、番組は2度のリニューアルを行ったものの、視聴率は回復せず、13年6ヶ月の歴史に幕を下ろしました。海外ものはこういうご時勢には厳しいですよね。ちなみに番組名は“出会ウ、泊まル、見ル、体験(タイケン)をとってまとめたもの”。
■「プロレスリング・ノア中継」(日本テレビ)2001年4月から2009年3月29日。
前身である、全日本プロレス中継を含むと、60年近いプロレス中継の歴史を誇る日本テレビ。
ノアの旗揚げは「地上波放送で、ノアが潰れ間で一生バックに就く」と日本テレビからの熱烈アピールによるもの。だが、2007年ごろから番組の視聴率低下に伴うスポンサーの減少が始まり、視聴率は常に0.1~2%を彷徨っていた。映像もハイビジョン収録は一回もされず、4:3の額縁放送であった。格闘技が人気になり、プロレスの時代は終わりを告げた…ということですね。