ミッドワークスから始まり、ITプロパートナーズ、ギークスジョブ、レバテックフリーランスと、特徴の異なる4つのフリーランスエージェントに登録したので、とりあえずフリーランス準備については一応満足。あとは、自分の中で今のままがよいか、フリーランスに変わるべきか、転職すべきかの結論を出すのみ。
色々見ていたが、フリーランスエージェントは登録者の平均年齢が20代後半から30代半ばが中心帯のようなので、今のうちに冒険してたほうが良い気もする。年収が上がるなら、条件のよい会社への転職も捨てがたい。
今回情報収集に使ったサイトではフリーランスエージェントだけでなく、IT転職エージェントも取り上げられていた。中でも面白いなと思ったのが、社内SE転職ナビ。社内SEの転職情報ばかりを集めた転職エージェントサイトだ。
【ITでイイミライ】 社内SE転職ナビのメリットや評判・口コミを解説~客先常駐は嫌!
社内SEはいわゆるシステムエンジニアとやや働き方が異なり、あたりの職場につくと転職を考える必要がないくらい快適という話も聞いたことがある。好奇心もあって、登録してみることにした。
◆ 社内SEとシステムエンジニアの違い?
社内SEについてあらためて確認していこう。社内SEはSEとついているが、いわゆるシステムエンジニアとはやや性質が異なる。職場の環境などにより多少異なるが、社内SEは自社内のシステム設計、開発、管理・保守、その他周辺業務が主な仕事で、お客さんは社内。システムエンジニアもシステム設計、開発、等同じように見えるが、お客さんは基本社外で、システム開発以外のインフラ設計は含まれない。
開発の進め方も違うし、締め切りへの対応も異なる。また、社内SEは常に開発ばかりをしているわけではなく、会社全体のシステムを管理としてハードウェアやネットワークと言ったインフラ周りも見なければならない。社内SEは純粋にソフトウェア開発だけをしたい人にとっては適当な現場ではないかもしれない。
◆ 社内SEのメリット
では社内SEのメリットは何か?よく指摘されるのは、その他IT関連職と比較し残業や労働時間、労働環境が良い点。お客様が社内なので、タイトな開発スケジュールや、無謀なリクエスト、あいまいな作業依頼と言ったものが少なく、問題が起きても(比較的)対等な立場で話し合い、解決ができる。社内の開発案件がないときは残業も少なく、複数名体制ならばまとまった休みも取れる。
但し、開発がメインの仕事ではなくなるため、プログラミングが好きな人にとっては物足りなさを感じるだろう。
◆ 客先常駐からの脱出!
社内SEの仕事に近いのは、SEよりも客先常駐エンジニアだろう。別名・派遣エンジニアとも呼ばれる客先常駐はなかなか過酷な仕事だ。客先常駐エンジニアは、多くの場合単体で客先に派遣され、開発やシステム管理の仕事をする。単価が安いことから比較的経験の浅いエンジニアが派遣されるため、客先の要望するスキルを満たせず、エンジニアの性格や職場環境によってはいたたまれない状態になってしまうことも珍しくない。
もちろん客先常駐にもメリットはあり、色々な開発環境が経験でき、人との出会いも多い。未経験やプログラミングスクールをでたばかりでも採用してもらえることも多い。若い時の修行としては悪くない選択肢だ。
しかし収入が低く、年齢とともに派遣先がなくなってきてしまうため、どこかで見切りをつけてステップアップする必要がある。この際の転職にぴったりなのが社内SEだ。客先常駐エンジニアを数年経験した後、安定した職場で正社員として社内SEになるのはキャリアパスとして理想的かもしれない。
◆ 私にとって社内SEを選ぶメリットは?
一方、私は一応フリーランスになっても十分仕事はもらえるだけの開発経験があるわけだが、社内SE転職ナビに登録して社内SEになるメリットとはなんだろう?
ひとつは労働時間の短縮だろう。以前よりも残業に対して厳しくチェックが入るようになったとはいえ、日々の残業は当たり前、有給消化なんて、上に上がるほど取りづらい。フリーランスを考えるようになったのも、自分で時間のコントロールができるのではと考えたからだ。
社内SEは安定した正社員の地位を確保しつつ、労働条件がよくなる。インフラ周りはあまり得意でないが、フリーランスになる前に数年社内SEをやって、仕事の対応範囲を広げてみるのも悪くないかもしれない。また、時間の余裕ができるようならば、新しいプログラミング言語も覚えたいし、空いた時間でITプロパートナーズの仕事もできるかもしれない。
こうして考えてみると、社内SE、意外と悪くないかも。
◆ 社内SE転職ナビの特徴
ここからメインの社内SE転職ナビの話に入ろう。
社内SE転職ナビは社内SE求人数が業界最大級の転職エージェントで、社内SEへの転職を考えている人はとりあえずここに登録しろという口コミもある。社内SEに絞ったニッチなサービスなので、コンサルタントも社内SEのことを熟知しており、情報量が多く、アドバイスも的確だとか。
面白いのは転職の意思レベルによって面談が3段階に分かれていることだ。ちょっと相談したい、というレベルであればカジュアル面談。社内SEに絞って転職活動中ならばキャリア面談。地方在住や残業がきつくて面談に行けないのならばオンライン面談も利用可能だ。
自分で求人サイトを見てるだけだとわからない企業の内情や労働条件も、応募前にコンサルタントから情報をもらえるから、年収がアップしたとか休日が増えたという満足の声が多いのも納得できる。社内SEをターゲットにしているならば漏らさずチェックしておくとよさそうだ。
但し社内SEに絞り込んだサービスのため、知名度はまだ高くなく、有名企業や大手への転職を希望している場合は他エージェントとの掛け持ちも必要だろう。
◆ カジュアル面談の感想
まだ転職か、フリーランスか迷っていることもあり、カジュアル面談が適当かと思ったが、出向かなくていいのはありがたいと、オンライン面談を選択。社内SE転職ナビサイトの登録フォームで、氏名、連絡先、生年月日を入力、住所エリアと面談タイプ選択するだけ。社内SEに特化しているだけあって、希望職種などを選ぶ個所はない(当たり前か)。
翌日簡単な挨拶と、オンライン面談の希望日を問うメールが来たので、以前他社にも使った職務経歴書を添付したうえで返信した。
オンライン面談は時間ぴったりに開始され、自分と同じくらいの年に見える男性カウンセラーが担当してくれた。フリーランスになろうと考えているが社内SEも興味があると伝えると、選択の材料になるだろうと応募可能な求人情報の例を紹介してくれた。私くらいのスキルのプログラマーは、正直フリーランスのほうが収入は高くなる可能性は高いが、例示の職場ならば今の仕事と同レベルの年収で労働時間は短くなる可能性を指摘してくれた。
なかなか面白いアドバイスだ。
労働時間をとるか、収入アップを取るか。
フリーランスのほうが仕事はきつそうだが、やりがいはある。
自分の時間を大事にしたいなら社内SEか?
社内SE転職ナビの求人情報を見ながら、もう少し考えていこう。
