ものをへらす(5)~続・車を手放す | 社内ITゲリラがWebで世界をめざす

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車を手放すことを考えてからも、なんとなく使い続けていましたが、
ネット上で車の価格査定というのがあったのでポチッとしてみました。

「買取依頼」でなく、「査定」という方が心理的ハードルが低いので
この表現はうまいかもしれませんね。

これをやってから、翌日から携帯電話が鳴りまくりました。

CMで有名なところ、初めて聞くところなどいろいろと来ましたが、
全部対応するのは大変なので、適当にピックアップして査定を依頼しました。

実際に来てもらって、相手がまず聞くのは「何社目ですか?」
「どれぐらい出ました?」
ライバル会社の動きが気になる様子。

キーを預けて、査定中は部屋で待機。
「後ろ側のドア、修復してありますね~、これがなければ○○万円いくんですが。」

実は以前に追突を受けて修理していたのですが、
そこのことを隠していてもバッチリバレていました。

お陰で査定価格が5万ぐらい下がりました。
追突された側なので当然修理代は相手持ちなのですが、
資産価値の減少分は補償された覚えはないです。

調べるとこのことを「格落ち」と呼ぶようです。
このへんを請求する権利があるのか無いのか、一般の人はわからない
でしょうから、何もいわれない限り黙っているんでしょうねえ・・・・
いわゆる情弱というやつですね。

査定をしてみて初めて分かったのは、
基本的にどの業者も買取後オークションに出すようです。
買取相場もほぼ固まっている中での競争となります。

最初の査定を受けたあと、今度は時間節約のため2社同時に査定。

そのうち1社の人はかなりガツガツしていました。
「今月中に売却を決断していただけますか!いい査定させていただきますんで!」

結局この2社で高い方に売ることにしました。
この業界の慣習なのか、名刺の裏に買取金額を記入して入札を行います。

ここで例のガツガツした人から携帯で裏取引を持ちかけられます。
「これから名刺の裏に書く数字は無視してくださいね!
ライバル業者さんの1万円アップで買い取りますで!」

同時に名刺を裏返すと、ライバル業者より4,5万高い数字、
相手はいや~やられた、とすごすごと帰って行きました。

中古車業界ではこのようなことが日常で繰り返されているようです。

売却決定後、書類に必要事項を記入。
車の引き取りがあった数日後に売却代金が振り込まれました。