昨日は、京都市寺町二条にある旭堂楽器店2階のサンホールにて、セミナーがあったので行って来ました。
講師は飯野明日香先生。
モーツァルトの協奏曲を用いて、3台の違うメーカーのピアノによる響きの違いをテーマにお話を聞きました。
ベヒシュタイン、スタインウェイ、ベーゼンドルファーの3台を弾き比べ、ピアノによってどういう響きの違いがあるのか、並べて置かれていて、それぞれを弾きながら解説していただいたので、大変良く分かりました。
うちの教室では毎年、このサンホールをお借りして発表会を開催していますので、今年の発表会にお借りするピアノを選ぶ参考にもなりました。

昨年はベヒシュタインかスタインウェイのどちらかをお借りできる、との事で試弾をさせていただきましたが、けっきょく毎年弾き慣れているスタインウェイにしたのですが、今日3台を聴き比べると、今年はベヒシュタインにしてもいいかなあと思いました。
低音から高音まで、大変音のバランスが揃っていて、立ち上がりが速く音の響きも素晴らしいピアノでした。
ベーゼンドルファーも、スタインウェイも、もちろん素晴らしかったのですが、ベヒシュタインが一番きれいに響いていた気がします。
最後に旭堂さんの講師、宮國先生と2台のピアノによるモーツァルトのピアノ協奏曲の見事な演奏を全楽章、一楽章ずつピアノの組み合わせを変えて演奏してくださいました✨

発表会もたまには違うピアノを弾いてみるのもいいのでは、と思いますが、小学生ぐらいの生徒さんはもしかしたらベヒシュタインは少し鍵盤が重いかも.....それがちょっと心配ですね☺️
大変有意義なセミナーで楽しいひとときを過ごさせていただきました🎹🎶