ピアノを弾く時に楽譜にはレガート（スラー）、ステッカート、メゾスタッカート など様々な弾き方が書かれているけれど、生徒さんに教える時にむずかしいのが、いかにレガートを美しく、歌うように弾くか、ということです。
特に小さな子はレガートのところで、別に切って弾いているわけではないけど、かといってなめらかにも弾けていないという事が多々あります。 特に左手につられたりして、なかなか長いフレーズをレガートで弾く所がうまくいかないんですよね
少し弾けるようになってくると、本当のレガートの弾き方をわかってくれるのですが、やはりレガートをきれいに弾けないと、曲を美しく聞かせることって難しいなと思います。（もちろん全部スタッカートの曲もありますから、それは別として）
私の教室ではレガートをきれいに弾くことの大事さを小さな時からしっかりと教えていきます。
中には大人になって、それまでも他の所で習って来られ、かなり弾ける大学生ぐらいの方でも 「あ、もう少しレガートがきれいにできれば、もっと素敵に曲を仕上げられるのに・・」と残念に思うこともあって、そのような場合ももう一度レガートを練習することをお勧めしています。
まあ流れるようにレガートで弾くって簡単じゃないですものね、自分も人の事言えないかも・・（笑）