新宿東映会館。

 

現在の新宿バルト9のある場所にあった、東映直営の映画館のビル。

1階に東映邦画系の新宿東映。

2階に新宿日活→新宿東映ホール1→新宿東映パラス2

あわせて、新宿東映ホール2→新宿東映パラス3

地下に新宿東映パラス(ここはなぜか、1というナンバリングはされていなかった。

あ、渋谷東急もそうか。でもミラノとスカラは1から・・・)

 

すでに、邦画各社とも、ブロックブッキングのチェーン上映はしてないけれど、

ここは東映でも、丸の内(銀座)の次いでの、旗艦館。

何を見たかは覚えていないのだが、1度だけ入った覚えがあり、

館の雰囲気はほぼ丸の内東映(1階)とほぼ同じだったような記憶が。

多分、銀座と同様な設計で作られたのではないかと。

私が覚えてる頃には、すでに東映ホール1が存在してたけど、

2階席を分割して(横浜東宝と同じように)、映画館を分けたようだけど、

知らなかったからかもしれないけど、あんまり天井が狭いと感じた覚えがない。

もしかしたら、銀座と記憶がごっちゃになっているのかもしれないが。

 

残念ながら、その東映ホール1には行ったことがなく、

話によれば、かなり急な傾斜の造り(横浜東宝エルム同様)だったとか。

名前の通り、昔は日活封切り?(ロマンポルノもやっていた?)から、

私の覚えてる当時は、東映セントラルフィルム・・・

独立プロの映画を買い上げ、ここで独占公開し、

全国公開か、もしくは地方の東映封切りの際の併映作をよくやっていた。

「泥の河」とか、「竜二」、「純」とか。

なんか、東映系のATGという感じだった。

 

そして、地下の東映パラス。

ここがまた、流浪のチェーン・上映形態をしてた映画館で、

私の記憶にある当時は、銀座東急・東急レックスとのチェーンから

銀座東急の閉館から、丸の内東映パラス系と合体、

東映洋画系の専用チェーンとして、

アニメや、薬師丸ひろ子、仲村トオルなどのアイドル映画を上映し、

やがて、東宝の拡大チェーン編成に触発されてか、

丸の内ルーブル系の新宿三丁目地区の上映館となった。

1度だけ、見たのは「羊たちの沈黙」。

ここも、丸の内東映パラス(いまの丸の内toei2)をこじんまりしたような感じ(だったと思う)

その時はほぼ満席に近く、それでも館内、ものすごい緊張感が漂っていた。

(余談だが、銀座の一等地で地下とはいえ、丸の内東映パラスが、

 歌舞伎町のミラノ地下、新宿東急と2館でのチェーンで

 洋画ポルノからエログロをかけていたのに、ここは独立して

 時たま、STチェーンの2本立て名画座上映もしてたけど、

 場所柄、洋ピンやエログロをかけるのは避けたのだろうか・・・)

 

でもって、最後に東映ホール2→パラス3

なぜか、新宿にはこんな微妙なスペースをなんで映画館に?というのが多く

(文化シネマ3,4とか、新宿ピカデリー4とか)

ここも、たしか、新宿ピカデリー4と同じく、背面映写方式の狭い映画館だった。

もとは、東映ホール1(というか、東映の2階席のロビー)のスペースを劇場にしてて

正直、面白半分で見に行った記憶がある。

でも、たいていは東映系か、ホール1のムーブオーバーか、

ミニシアター系というほど芸術系でもなく、チェーン公開するほどの大作でもない、

中小配給会社のロードショー館という感じだった。

(自分が見たのも、そんな感じのコメディ映画だった)

 

やがて、老朽化と3丁目地区の再開発?のため、

丸井と東宝と組んで、現在のバルト9に建て替え。

まぁ、ビルの寿命もあるし、当然と言えば当然だけど、

あのボロくさいビル(失礼)ってなんか愛着があったんだっけど。