巻第八 養老_21 老人と食餌療法
巻第八 養老21 老人と食餌療法老人が病気に罹ったならば、ます食餌療法を試みるがよい。それで回復できなかったときは薬で治療するがよい。これは古人の説である。人参や黄ぎは上等の薬である。虚損(衰弱の烈しい病気)の病気のときは使用するがよい。病気のないときは、穀物や肉類で栄養をとるほうが、上等の薬を用いるよりはるかに効果がある。だから老人は、いつも味のよい、性のよい食物を少しずつ用いて補養するのがよい。病気でもないのにかたよった薬(すべての薬はもともとかたよったもの)を用いてはいけない。かえって害になるのである。伊藤園 健康ミネラルむぎ茶 650ml×24本Amazon(アマゾン)