今日の日経新聞第二部(別紙)には中学受験特集が掲載されていて各有名私立中学校の取り組みなどが紹介されていました。

 

子どもの学習に力を入れている親は全国でも多く、私の身の回りでも色々な習い事をやらせている親がいます。

 

それはそれで凄いことだなと思いますし、私自身も勉強が出来ないよりは出来る方が良いと思っているので成績が良い子どもを見ると羨ましく思わなくはない、というのは事実です。

 

ただその為にはそれ相応の取り組みをしなければなりませんから我が家ではそうしたことはしていませんし、特段我々夫婦も勉強が出来たわけではありませんからそれを子どもに求めることもしませんね。

 

おそらく中学受験など小学生以下から勉強に注力をしている親は自分自身がそうやって育ってきたのでしょうからそれを子どもにもということでしょうね。

 

我々は小さい頃からスポーツをして育ってきたので子ども達には現在でもサッカーを習わせていますがそういうことと同じですね。

 

そうした学習において先日あるお客さまとその方のお孫さんについて話をすることがありました。

 

何でもそのお孫さんは高校2年生で成績が優秀だそうなのです。

 

その高校生の勉強方法はノートをまとめることはしないで学校の授業を真剣に聞いているそうで、その高校生のいとこ(その子もお客さまの孫)はノートをまとめて勉強をするそうなのですが「なんでノートなんてまとめるの?」と言っているらしいのです。

 

この感覚は私自身も理解出来るところがあります。

 

ただそれは学生時代に理解出来たわけではなく5~6年前くらいに気がついたことでしょうかね。

 

その高校生がどうしているかはわかりませんがあくまで私の中の感覚は先生(講師)が話をしていることの方が大切でそこに学ぶポイントがあると思っています。

 

学生の勉強であれば黒板に書くことなどは教科書に載っていることなので教科書を見れば良いのです。

 

むしろノートはとらずに教科書に書き込むことをすればそれ一冊で全てまとまります。

 

その教科書に先生が言っていること、話をしていることでのポイントを書き込んでいくのであり、だからこそその場面を真剣に取り組んでいなければなりません。

 

と、そんなことを学生時代から気がついていれば私自身もっと成績が良好だったのだと思いますが今となっては後の祭りです・・・。

 

ただ今でもセミナーなどに参加をしていますが大事にしているポイントは配布された資料などではなく講師が言っていることですね。

 

学校教育であれば先生はノートにまとめさせますが全員をそれにはめ込むことは私は良くないと思うので「ノート提出」などは止めさせた方が良いですね。

 

朝刊を見て改めてそんなことを思い出しました。