イスラエル旅行の匠
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聖書の世界~ヨルダン その3

彼は母の胎にいたとき、兄弟を押しのけた。彼はその力で神と争った。彼は御使いと格闘して勝ったが、泣いて、これに願った。彼はベテルで神に出会い、その所で神は彼に語りかけた。(ホセア12:3-4)

ヨルダンにはヤコブの足跡があります。

彼が兄エサウのもとに帰るとき、エサウを恐れて
自分の奴隷、妻、持ち物を3隊に分けたマハナイム

イスラエル旅行の匠-ペヌエルからマハナイムを望む
ペヌエルからマハナイムを望む

御使いと格闘したヤボク川(ヤボクの渡し)

イスラエル旅行の匠-ヤボク川
ヤボク川

格闘後、ヤボク川を渡りきったところ、ペヌエル

イスラエル旅行の匠-ペヌエルの丘
ペヌエルの丘

兄のエサウと和解し、分かれた後、家や小屋を建てたスコテ

イスラエル旅行の匠-スコテの遺跡
スコテの遺跡

ペヌエルに立ってヤボク川を挟んでマハナイムを眺めていました。
ヤコブはいったいどんな経験をしたんだろう・・・。

ヤボク川の川幅はそこまで広くありませんでした。
水流も穏やかなものです。

ヤボク川のほとりにちょうど羊飼いが休憩していました。
その横で羊たちがいとも簡単にヤボク川を「メェェ-」
渡る姿が印象的でしたヒツジヒツジ

イスラエル旅行の匠-ヤボク川を渡る羊の群れ
ヤボク川を渡る羊の群れ

羊でも簡単に渡れるヤボク川を一晩中かけて、神と格闘しなければ
渡れないほどヤコブはおびえていたことが良く分かりました

創世記32章の記述も良いですが、ホセア記はもっとリアリティが
あって個人的に好きです。

「彼は御使いと格闘して勝ったが、泣いてこれに願った。・・・」

「兄弟げんか」という極めて日常的なできごとも、神の光に出て
悔い改めるとなると、どんなに簡単に思えてもとても不可能になる
ことがあります。そんな時、「赦してください。そして祝福して
ください。」とヤコブのように泣いて願えるようになりたい・・・。


“当時のまま”とも思えるほど何もないペヌエルの丘の上で
そんなことを思いました。

過去のブログでもお伝えしていますが、聖書の世界を旅すると
大小いろいろな発見があります。自分をその世界にどっぷりと
漬けて、神様の声を聞く・・・イスラエルツアーの醍醐味ですアップ


ヒミツ<ツアー情報>クラッカー
11月23日(火)出発のイスラエルツアーはまだ申し込みを
受け付けています。聖書の世界にご一緒しませんか?
グッド!

詳しくは→イスラエルツアー←にアクセスください。







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聖書の世界~ヨルダン その2

「エリコに面したモアブの地のこのアバリム高地のネボ山に登れ。わたしがイスラエル人に与えて所有させようとしているカナンの地を見よ。(申命記32:49)

前回もお伝えしましたが、ヨルダン南から入国し
北上しながら聖書の舞台を訪れました。

ちょうどモーセに率いられた男性だけで60万人の
イスラエル人が、現在のヨルダン
当時のエドム・モアブ・アモン
北上したコースと重なります。

前回ご紹介したペトラ(ボツラ)エドムにあります。
セレデ(ザレデ)川を渡るとモアブ、そしてアルノン川
渡ると東側がアモン、西側がエモリ人の地です。

イスラエル旅行の匠-中央の谷にアルノン川が流れる
中央の谷にアルノン川が流れる

イスラエル旅行の匠-現在アルノン川をせき止めたダムがある
現在アルノン川をせき止めたダムがある

エドムからアルノン川を渡るまでの景色は
見渡す限りの荒野
です。
イスラエル旅行の匠-見渡す限り荒野
見渡す限り荒野

しかも気温は51℃・・・メラメラ

こんな何もない荒野を息もしたくないほど暑い中
40年も放浪すれば少しの緑クローバーを見られれば、その感動は
言い表せないほどだと思います。

イスラエル旅行の匠-ネボ山の位置
ネボ山の位置

モーセがカナンの地を見たネボ山はエリコに面しています。
エリコはオアシスの町です。40年間、目指し続けた
「乳と蜜が流れる地」を自分の目で見たとき
モーセは何を思ったのでしょう・・・。

そして、自分が主に逆らったゆえに、その地には決して
入れないことをどう思ったのでしょう・・・。

イスラエル旅行の匠-ネボ山から乳と蜜の流れる地を望む
ネボ山から乳と蜜の流れる地を望む

ネボ山の頂(ピスガ)に立ってモーセを思う聖書体験。
聖書の世界でしか味わえないリアルな体験です。



ヒミツ<匠情報>クラッカー
ネボ山からイスラエルを望むには少しでも湿度の高い時期
選ぶことをオススメします。具体的には10月末~3月中旬
比較的見晴らしの良い季節です。

僕の行った8月では朝8時でもすでに乾燥していて展望が
できませんでしたしょぼん







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聖書の世界~ヨルダン その1

今回はイスラエルだけではなくヨルダンにも行ってきました。

「聖地イスラエル」というフレーズは良く聞きますが
「聖地ヨルダン」は耳慣れないフレーズです。

しかし、今回、ヨルダンを訪問してヨルダン川の東も
聖書の世界であることを確認しました。

イスラエルのエイラートからヨルダンのアラバへ入りました。
そこからひたすら北へ「王の道」を通り向かいました。

イスラエル旅行の匠-王の道の標識
王の道の標識

2時間半ほどでぺトラに着きます。
ぺトラは世界遺産・新世界七不思議にも選ばれた有名な場所です。

イスラエル旅行の匠-ペトラ
ペトラ

「ペトラ」は聖書には「ボツラ」として記述があります。
「ペトラ」はギリシャ語の発音でヘブライ語では「ボツラ」となります。


終末預言の聖書解釈の一つに、患難後期にはユダヤ人たちが
このペトラ(ボツラ)で反キリストの手から守られるという説があります。




ミカ2:12
ヤコブよ。わたしはあなたをことごとく必ず集める。わたしはイスラエルの残りの者を必ず集める。わたしは彼らを、おりの中の羊のように、牧場の中の群れのように一つに集める。こうして人々のざわめきが起ころう



「おりの中の羊」は“ボツラ”が訳されたものです。

イスラエル旅行の匠-人が住めそうな洞穴がある
ペトラのあちこちに人が住めそうな洞穴がある

イザヤ34:6
主の剣は血で満ち、脂肪で肥えている。子羊ややぎの血と、雄羊の腎臓の脂肪で肥えている。主がボツラでいけにえをほふり、エドムの地で大虐殺をされるからだ。
イザヤ63:1
「エドムから来る者、ボツラから深紅の衣を着て来るこの者は、だれか。その着物には威光があり、大いなる力をもって進んで来るこの者は。」「正義を語り、救うに力強い者、それがわたしだ。」


オリーブ山の上に主が立たれる前に、再臨のキリストがペトラ(ボツラ)で
イスラエルを攻める軍勢を打つ姿が書かれてあります。





イスラエル・ヨルダンという聖書の世界を旅行する
「特権」とも言うべきことは、イエス・キリストをはじめ
聖書に出てくる人々や場所がリアルになることです。
それは、過去の出来事だけでなく、預言の成就をリアル
体感することです目ひらめき電球

イスラエル旅行の匠-ペトラ宝物庫
ペトラ宝物庫

約1,900年の世界離散の末に建国されたイスラエルや
ハル・メギドやペトラのような土地を訪ねるのは
現代に生きる私たちの特権です。


ヒミツ<匠情報>クラッカー
イスラエルとヨルダンの国境を越えるポイントは3つあります。
北から「シェイク・フセイン橋」、「アレンビー橋」、「アカバ」です。

その内「アレンビー橋」ではイスラエル出入国のスタンプが押されません。
パレスチナ人の行き来のための非公式な国境であることが理由です。
そのため、イスラエル-ヨルダンを行き来したい場合、注意が必要です。

イスラエルから「シェイク・フセイン」「アカバ」を通ってヨルダンへ
行った場合、出国手続きが完了しています(スタンプが押されている)ので
3つのどの国境からも行き来できます。

しかし、「アレンビー橋」を通った場合、他の2つの国境を越えて
行き来することは出来ませんのでご注意を!!






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