インタビュアー:えー、本日は先ほど試合を終えた塔ヶ崎選手に来ていただいております。よろしくお願いします。
塔ヶ崎:よろしくお願いします。
イ:雨天中止になるんじゃないかと思われるくらいの天気でしたね。
塔:そうですね。でも、勝つ気持ちに天気は関係ありませんから。
イ:集合時間が12:30にも関わらず13:00に5人そろい、ようやく14:30に全員そろった点ではメンバーはやる気が満ち溢れていますね。
塔:はい、こうなることを予想して集合時間を早くしてあったんです。計算通りでした。
イ:全カテゴリを合わせると90チームもの出場ということでしたが、やはり緊張しましたか?
塔:はい、しました。でも、夢の味の素スタジアムでボールを蹴れただけで幸せでした。
イ:それでは、先ほど行われた試合をダイジェストで振り返りましょう。
●第1試合●
江原、大内、海老根のNON社会人組みが招集できず戦力が半減のi-spiritFC。
風邪でダウンの大内に代わり自ら塔ヶ崎がGKを志願。
前半開始早々、怒涛の攻めも結果に繋がらず隙を突かれカウンターで被弾。
さらに、GKの塔ヶ崎が自陣でボールを持ちすぎ失点を重ねる。
根本の鮮やかなコーナーキックで見事に橋元の頭に合わせ1点を返すも、同点に目がくらみまたもやカウンターでダメ押しされてしまう。
1-3で初戦を落とした。
●第2試合●
前の試合の反省を生かし、平野がベンチに下がることで戦力UP。
試合開始10秒、野球部出身サッカー部顧問の石山は変態教師が女生徒を追うようなスピードで相手を翻弄。
そのまま相手陣内まで追い込みGKの股を通して先制点。
勢いに乗ったら強いi-spiritFCは塔ヶ崎のレーザーミドルが決まり、さらに根本は忍者のように相手の死角を突き無人のゴールに冷静に収めた。
ほとんどピンチもなく攻め続け完勝。
●第3試合●
相手は無敗無失点の暫定1位。
なかなか相手は攻めてこずGKからロングスローの単調な攻め。
試合巧者の相手は予選突破狙いで引き分け狙い。
その相手戦術を崩すことができずスコアレスドロー。
●第4試合●
この試合を勝利以上で初の予選突破の予選グループ2位が決まる大事な試合。
勝たなくてはいけないi-spiritFCは前のような試合をしてはいけないとリスクを冒し前へ出た。
そこで光ったのがGKの平野。
前傾姿勢のi-spiritFCはカウンターを何度も食らったが全て平野が完全シャットアウト。
フィールドプレーヤーだと相手餌食の平野もGKにコンバートすると、能力が開花。
女性プレーヤーにも体当たりをするほど気持ちがプレーに表れていた。
攻めるも守るも時間半分過ぎてもスコアレス、そこでi-spiritFCに最初のビッグチャンスが訪れた。
橋元が相手陣内でボールを奪取するとすぐさまゴール前の横田へ。
1対1のチャンスだったがGKのプレッシャーがありボールは無情にも枠の外。
i-spiritFCが引き分けると予選突破ができる初戦で当たったチームが歓喜の声。
そろそろホイッスルが鳴ってしまう・・・
みんなが焦り始めたその時、やはりサッカー経験者は頼りになることをこの男が証明した。
どのようににボールを取ったか忘れたが、距離があるも気持ちの乗ったシュートはGKの右手をはじき、ボールは左隅へ転がる。
みんなの思いが一つになり壁をまた一つ乗り越えた瞬間だった。
間違いなく今大会のMVPは橋元だ。
外から落胆の声があっただろうがi-spiritFCの耳には届かなかった。
その1点が決勝点になり見事、初の業績となる2勝1分1敗で予選突破!
過酷にも5分後に決勝リーグ3位決定戦。
相手はパリスヒルトン、真黒ユニの老獪な雰囲気漂うダンディチームだ。
予選で体力を使い果たしたi-spiritFC。平野が前に出る守りで好セーブ連発で奮闘するも2失点。
相手も疲れていて、その隙をつき塔ヶ崎が界王拳10倍を発動、自陣から相手陣内まで猛進。
橋元にラストパスし試合終了直前、一矢報いた。
1-2で敗戦し10チーム中4位となった。
i-spiritFCが味の素スタジアムで嵐を呼ぶ日はそう遠くはないはずである。
フットワンカップを通してみんなが思ったこと。
「またここにきて優勝しよう。」
「もっとうまくなりたい。」
「時間通り来よう。」
「まさかボール買うとは思わなかった。」
「けるまつりガールかわいい。」
「自販機どこですか?」
イ:全員が活躍されたみたいですね。今大会を振り返ってどうでしたか?
塔:とても自信になりました。フルメンバーでやればSBカテゴリの優勝もできます。後はもっとメンバーが増えるといいですね。
イ:今日はありがとうございました!
塔:こちらこそ、ありがとうございました。新車を買うときは塔ヶ崎まで連絡ください。