★★★★☆
あらすじ
オハイオの田舎町にあるウィリアム・マッキンリー高校のグリークラブは廃部の危機を迎えていた。
新任教師ウィル・シュースターは、自分が在籍していた当時の栄光を取り戻すべく、新生グリークラブ「ニュー・ディレクションズ!」の顧問となる。
各種マイノリティー揃いの部員たちは負け犬のレッテルを貼られ、校内ではいじめの対象だったが、ウィルや仲間たちと信頼を築きながら、地区大会や州大会を目指していく…(wikiより)
ハイスクールミュージカルが好きで、そんな感じにラフに楽しめるかと思ってレンタルしました。
ですので、ハイスクールミュージカルとの比較を多分にしています。
この1巻にはなんと4話も収録されていて、長い長い…。
一気に借りた為、ここ3日間の睡眠時間は累計10時間も満たない程(笑)
面白いです。
前述のハイスクールミュージカルは題名通りにミュージカルが基礎にある為、悲しいシーン・苦しいシーンもミュージカル調でキャラクターが泣いていても楽しんで見れるんです。
「ラフ」と称したところはこういう点があるからです。
このgleeに関しては、まず、22話あるドラマだということ→Happy Endまでが長い。
加えて、基本的にミュージカルではないので、上記の悲しいシーン・苦しいシーンはそのまま。
gleeは爽快さの裏側に人間模様の泥臭さもあって、
高校生故の「自分しか見られない自分」があったり、「他人の苦しみを感じられない」シーンがあったり、まるで金八か!っていうようなドロドロした部分もあります。
私個人がドロドロドラマは苦手なので☆マイナス1つ。
まだ私も途中までしか見ていませんが、ハイスクールミュージカルが「ミュージカルとしてのエンターテイメント」であれば、gleeは「歌を通して成長する人間ドラマ」です。
結構、glee部の先生も突っ走るシーンがあるんですが、何よりレイチェルというglee部の主力メンバーの押しが強すぎる。
ここまで我を通すのもいかがかな?と。
でも彼女も成長していきます。
なかなか複雑な心理や人間模様が繰り広げられるので、とてもヤキモキさせられます。
あとは聞き馴染んだ曲が多数出てくることで「次はどんな曲をやるんだろう?」って期待させられます。
そして、glee部の成長も伝わってくるので、前話よりもすばらしく、さらに次話は…となります。
レンタルもよし、買うもよし(1巻は飛びぬけて安いので)。
フレンズに続いてBOX買いしようか悩んでいます。