世界では二重国籍を容認している国が53%条件付きで19%だそうですが、日本は認めてません。私は古い人間なので二重国籍という考が理解出来ませんでした。きっとこの国が島国であることも影響していると思います。人の移動が自由な大陸では国境そのものが戦争により変更されてきた歴史を見ているので感覚が違うことに思い当たりました。結果として、どの国に属するのかを自分で選ぶ事が出来る方が自然な成り行きだったと理解できました。
大阪なおみが日本と米国のどちらかを選ばなければいけない時が迫っていて、記者の質問に彼女が私は私と答えた気持ちがやっと理解できました。改めて国を選ぶ自由がある方が良いと考えを改めました。
現在、移民の数は146万人だそうです。帰国する人もいるでしょうが、多くの人が日本に残り、日本人になります。すると見た目で日本人だと判断出来ない未来がすぐそこに来ていることになります。必然的に国の在るべき姿を議題にのせる必要が出てきます。
冷戦時代にケネディがこれからはより人々を幸せに出来るかの競争になると宣言して資本主義が勝利しました。日本の選択を繁栄に求めるのであれば移民に優しい政策が求められます。