日々つれづれ -3ページ目

日々つれづれ

はづきのアタマの中。




わたしという人。

というのを、ぼんやり考えていた。


選択肢が多い方が好き

これしか選ぶ余地がない、というのがしんどい。
名古屋駅から徒歩圏内で育ち、
結婚後も神奈川と名古屋で生活していた私。
いわゆる「都会」にしか住んだことがなかった。
学校も仕事も買い物も娯楽も文化も公共交通も、
選択肢がたくさんある中で、
好きなものを選択して生活してきた。
また、自然ではなく街が好きな私にとっては居心地がよかった。
というか、それが当たり前で生きてきた。



ゼロからイチを作るのが苦手

企画系が昔から苦手だ。
逆に、すでにあるものを理解してその通りに遂行するのはとても得意。
多少の改善やアレンジはできるが。

たとえば、料理でも新たなレシピを考えるのはできないが、すでにあるレシピをその通りに作ることはできる。
手芸でも、レシピ通りに作ることは出来るが、
新たなデザインは思いつかないので、
作家には向いてない。



なんで、ここ数年、
自分が自分じゃないような感覚に陥り続けてるか、
考えていて、気づいた。

選択肢が少ない生活、街。
選択肢を広げようと思うと、時間もお金も労力もかかる。
都会に比べて、無いものが多い。
無いなら作ればいい、とよく言われるが、
ゼロからイチを作るのが苦手なので、そこまでのバイタリティが湧かない。
逆に「なんで無いの?」という疑問が湧いてしまう。


私は、創造型ではなく消費型

なんだと思った。

すでにあるものを使ったり利用したり、
そしてそれを周りに紹介したり。
そっちの方が得意だし、心地よい。

だから、消費するものが少ない今の生活がしんといのだ。

東京が好きなのもそういうことだ。
選択肢が有り余るほどある街。
消費してもしても、また新しいものが生まれるから、追いつかない。そういう街。



3年前に受けたコンサルで言われた、
「この街に無理に染まる必要は無い」
という言葉が、
ある意味支えになっている。
どこにいても私は私。
自分を変にねじ曲げるのはやめよう。




次男、生後2ヶ月半過ぎ。

お肌が荒れてきましたよー(T_T)

2ヶ月だと言うのに、先日高熱を出して、
小児科に行ったところ、
「ちょっとお肌が荒れてるねー」と言われ、
ほっといたらひどくなる一方だから、きちんとケアしましょうということになりました。

やってたつもりだったんだけど、
やはり全然甘かったみたい…
たしかに顔も胴体も脚もガサガサだし、
首はじゅくじゅくして赤くただれてきてしまった。

んで、出された、ステロイド。
アルメタとアズノールの混合軟膏。

んー、どうしよう。
塗るか塗らまいか。

今まで仕入れた知識と経験を総動員して考える。
最近買った、子どもの病気辞典も見ながら考える。

乳児湿疹は、スキンケアしてればいずれ治るので、基本的には薬は使わない。
アトピーだったら、薬使って炎症(特にかゆみ)を一旦抑えないとズルズル長引く。

そのふたつの決定的な違いは、

かゆみ

があるかどうか。


んで、次男、かゆがってるかというと、
まったくかゆがってない。

というわけで、とりあえずステロイドは塗らずに、
プロペトとヒルドイドでしっかりマメに保湿して様子見することに決めました。

ただ、首のただれてるところは塗っちゃいました。
塗っちゃったあとに、
やっぱ塗らなくてもよかったかな…と思ったので、
明日からはやめておこうと思います。


医者の処方を鵜呑みにするのではなく、
だからといって、標準治療を頑なに拒むのでもなく。

自分なりに判断すれば良いのだと思います。

とはいっても、
特に最初の子どもだとわからないことばかりだし、
私も散々迷って失敗して、今に至ります。

一時期、変に盲信した時期があったけど、
結局のところ、
どうなるかわからない将来のために、今この時間を苦痛に満ちたものにしてしまうのは、ちょっと違うなあと思ったのです。

メリットとデメリット、
リスクとベネフィット、
常に天秤にかけて、
心地よいと思う選択をしていけばよいのだと。

長男の皮膚炎で学んだことは本当に大きいです。


奇跡的に二人とも寝てる図。



はづきです、こんばんは。

昨年の出産直前から、
自宅近所にある、夫の実家に居候しています。
産後お世話になり、そのまま住んでます。
現在、夫実家の敷地内に家を建てていて、
建ったら敷地内同居が始まるので、
床上げ後も自宅に戻らず、そのまま引越し、というわけです。


幼稚園年長と乳児の育児、
もう毎日てんてこまい。
義母にはかなり助けられています。
長男の園の送り迎えのときは、義母に次男を見ててもらえるし、
洗濯と食事は今でも義母にしてもらってるし、
夜は、
「私が赤ちゃん見てるから先に寝なさい」
と寝させてくれたりもするし、

ほんと、義母がいないと生活回らない😅


…と、生活面で助かりまくってるのはもちろんですが、
それ以上に助けられているのが精神面

子どもの日々のことを話せる、というのが、
本当に精神的に救われるのです。

何気ない成長や、気になることとか、
嬉しいことも心配なことも、思った時に話せる相手がすぐ近くにいる。

これがこんなに精神的に支えになるとは!

夫婦二人だけで育児してると、
たいてい日中はママ1人で育児してて、
特に小さい子供を育ててると不安なこともたくさんあって、
夜になってパパが帰ってきたら、いろいろ積もった話を聞いて欲しいんだけど、
なかなか聞いてくれなかったり、
いらんアドバイスしてきたり、
「気にしすぎじゃね?」みたいなこと言われたり…

うちもそーです!
てか、男の人は大体がそうだよね。


そして思った。

乳幼児ママ(特に産後)には、
話せる相手が必要だ!

アドバイスはいらんのです。
ただ聞いてくれれば良い。
アドバイスが欲しいときはちゃんとそのように聞くから、
とにかくただ話したい。

「だよねー、疲れるよねー、眠いよねー」って、あははーって笑って。

そうこうしてるうちに、
1ヶ月、2ヶ月経って、
少しずつ赤ちゃんも成長して、
新生児時期のしんどさはだんだんなくなっていく。

これ、今回の産後生活で実感したこと。

だから、行政の「赤ちゃん訪問」ってとても大事だと思うし、
里帰りせずに自宅で1人で奮闘してるママには、
赤ちゃん訪問は週一くらいであってもいいと思う。

赤ちゃんの首がすわるまでは、
外出もなかなかできないから、
最近時々目にする「ホームスタート事業」(訪問型子育て支援)も本当にありがたい取り組みだと思います。


赤ちゃん時期を過ぎても、
未就園児のうちは毎日大変。
ママ友も、積極的に作ろうとしないとなかなか作れなかったり(自分がそうだった)。

私は支援センターによく行ってたので、
そこのスタッフさんや保健師さんによく話を聞いてもらってましたが、
子どもの性格によってはそういう場所に行きづらいことも。

行政の相談電話もあるけど、
そういうのが苦手なママもいる。


私が今回もし1人で頑張らないといけない環境に置かれてたとしたら、
確実に爆発していたな…と思うと怖くなります。


育児の大変さを聞いてくれる、共有してくれる人の存在の大切さを痛感したので、
世の中のママたちにもそういう存在が必要だと思ったし、
そして、そういう存在を気軽に得ることが出来る仕組みがあれば、
産後うつとか、育児不安とかももっと減らせるんじゃないかと思ったのでした。

本当に支援が必要な人って、
自分から声を上げることすらできなかったりするんだよ。

そういう人を救える仕組み…
私も考えていきたいです。
ママが楽しめるイベントや講座もいいけど、
日々の育児を支える仕組みももっとあったらいいな。
こんばんは、はづきです。



早いもので、次男が産まれて1ヶ月が経ちました。

もともと3700g超と大きく産まれた子でしたが、
ますます大きくなり、
よく飲みよく出し、動きも活発、
元気にすくすく育っています。


さて、タイトルの件について。


私は次男を妊娠中から、
ある思いにとらわれていました。

それは、

上の子に対する罪悪感


長男の時は、すべてが初めてで、
ゆえに選択ミスもあったし、失敗もあったし、
あの時ああすればよかった、こうすればよかった、と思うことがよくあります。

それはたぶん、他のママ達も同じで、
初めてだからわからないことばかりだし、
仕方のないことなんだと思います。
二人目、三人目、と経験を積むにつれて、
いろいろわかってくることも多いし、余裕も出てくる。

「第1子の宿命」
みたいなものはある、たぶん。


でも、
長男を育ててきた6年間で培った経験や得た知識、
それらを使って育てられる次男、
ゆえに、次男への対応や接し方は、確実にミスが減るわけで、
(精神面でも健康面でも)

そうなると、

なんか、長男に対して申し訳なくなってくる

のです。


長男はアトピー&アレルギー持ちで、
「あの頃こうしてたからこうなったのかな…」
と思うところがあるし、
精神面においても、
「あの頃ああいう接し方してたからこうなったのかな…」
とか思っちゃうことあるし、

だから次男には「そういうこと」はしないだろうし、

となると、
やはり、長男に対して申し訳なくなってくる。


いま、次男の授乳は母乳とミルクの混合なのですが、
このままいくと母乳のみになりそうです。
けど、長男の時は、
産後うつになったため、生後2週間で完ミになりました。

次男に母乳をあげながら、
「うつにならなかったら上の子にも母乳あげられたかもしれないのにな。
上の子は母乳飲めなかったのに、この子はこんなに飲んでいる…」
となんとなくモヤモヤしてきてしまいます。


*************


こんなこと思うのって、なんなんだろう?

私自身、第1子で、
下に妹がいるのだけど、
物心ついたころから、
妹との扱いの差を感じて生きてきたので、
(両親は「同じように接してきた」と言うけどね)
いい歳して未だに心のどこかで引っかかってるのかなあ…と思ったり。

「扱いがちがう!」
と感じたいくつもの出来事を、
今でも明確に覚えてるのは、
自分の中でぜんぜん消化(昇華)できてないからなんだろうか。


だから、
長男と自分を重ねて、
長男に理不尽な思いさせてたらどうしよう
長男がかわいそう
と思ってしまうのかもしれない。


母親としての私からすれば、
長男と次男で愛情の差はあるわけないし、
長男のことは、それは本当に大切で、
大切がゆえに迷いながら悩みながらここまで育ててきました。

だけど、
子どもとしての私は、
「好きで第1子に生まれたわけじゃないし、
初めてでわからなかっただなんて言い訳聞きたくない」
と言いたくなるのです。


その思いが昇華できてないから、
長男に対しての罪悪感がわくのかな…


*********


長男も次男も、本当に可愛い。
二人ともかけがえのない存在。

こんなことで悩むなんて。
いや、悩むというか、モヤモヤするというか。
可愛いからこそモヤモヤするのか…









12/29、16時42分、
元気な男の子を出産しました。
  
予定日より1週間遅れての出産!

周りからの「まだ?」にプレッシャーを感じつつ、
自分自身もだんだん不安になってきて、
「そろそろ出てきてよお…」とひとりシクシク泣いてしまった、その翌日、
日付が変わってすぐの夜中に、軽く破水。

病院に電話し、夫を起こして病院へ。
そのまま入院となりました。

6年ぶりの出産は、
客観的に見たら安産なんだろうけど、
上の子の時とはまた違ったしんどさがあり、

「やっぱ出産ってすごいな」

とあらためて思ったのでした。


今回の病院は、
一応母子同室推奨だけど、
「とにかく無理しないでね」と、
すんなり赤ちゃんを預かってもらえるので、
夜間は預かってもらってます。
退院したら寝られない生活が待ってるので、
入院中はゆっくり寝たいと思います。



この子を産んで、
なんか、今までごちゃごちゃ考えてたことがバカバカしく思えてきて、

二人の大切な息子ができて、
この子たちと、夫と、家族と、
毎日笑って過ごせたらもうそれで十分だ、と、
そんな感情が心の底からぶわーっと湧いてきました。


41歳という、決して若くない年齢で、
こうして新しい命を産み出すことができて、
まずは自分で自分をヨシヨシしてあげたいです。

産後の体調はよいです。
我ながら、自分の身体の強さにびっくりです(笑)
とはいっても、トシはトシなので、
床上げまではしっかり養生します。
(更年期でガクッと来るのは嫌だし)



今日は大晦日。

今年は内的にも外的にも大きな変化の年でした。

来年は、新たに増えた家族と一緒に、
楽しい日々を過ごしていけたらいいな。

新居建築中なので、引越しもあるし、
上の子はついに入学だし、
またまた変化の年になりそうです。