そんな中でも樋口有介先生の新作だけは出れば欠かさず読んでます。
僕が人生で最も本を読んでいた期間は、18歳から24歳くらいまでの6年間くらい。日本の作家だと前述の樋口先生、池澤夏樹、五木寛之、大崎善生、村上春樹、川端康成、三島由紀夫あたり、海外だとカフカ、ドストエフスキー、バルザック、ディケンズ、Eブロンテ(嵐が丘のみ
)とかがさっと思い浮かびます。色んな本を読んできて面白いと感じたことはとても多かったですが、本の世界に自分を投影できた、つまり入り込めた作品となると両手の指で収まる気がします。
そこで標題の小説と人称なんすが、僕は一人称が小さい頃から「僕」なんで、小説の語り手である主人公の一人称も「僕」だと非常に入り込み易く感じました。そこはけっこう大事かなと思います。さらに本をたくさん読んでいた時期が青春時代というかモラトリアムというか、そんな微妙な時期だったので、樋口作品の一人称が僕である青春ミステリがドツボった感じです。
さて、読書の秋になったけど今年も読まずに冬が来るかな…。とりあえずは本棚で埃を被ったドストエフスキーを引っ張り出してきてみました(笑)
