1か月後、地球に隕石がぶつかって人類が滅びるという設定



あと1か月あったら、希望を見出して底力出すのか?本当に価値があることのために、殺人を犯してまでもそれを守るのか?



みたいな問いかけを感じました…。

家族とか仲間とか本当に好きな人、大切にしたいこととかなんだろうか?今、自分には若干縁遠いものが、人にとっては大事みたいになるから、やっぱりお金とかじゃないよねと考えるんだろうけど。


なんかな。小説でさえ



だから?

みたいになってる自分がかなりやばいな、と。

凪良ゆうさんはとにかく好きな作家さんで、養護施設育ちと聞いていて、王道な幸せを生きてこなかった背景が作品の随所に出てくるところが、綺麗事言ってないと心から感じるんだけどね。



1か月で人類滅亡ってなった時の破茶滅茶ぶりは面白かったし、その中で負け組が勝ち組みたいになってるのも良かった。