EOG(Electro-Oculogram)
ERG(Electro-Retinogram)
mFERG(Mutifocal Electro-Retinogram)
以上のテストを受けて来ました。
RPの疑いが出て初めて受けてから今回で3回目になります。

瞳孔を広げる目薬や電極をたくさん顔に繋げたり、(一番大変なのは下まぶたに挟むように目の中に置く細い線の設置)、暗い中で目を慣らす時間や各テストの後の小休憩など全部で3時間かかりました。

技師の女性は過去3回とも同じ人で私の受けるテストはそれほど頻繁にないらしく私の事もよく憶えていてくれました。

暗い中で20分目を慣らす時間など話をする時間がたくさんあったから世間話からお互いの生活までいろいろ話せて楽しかったです。

目の中に設置する線も細い髪の毛くらいなんでしょうが、コンタクトに慣れている上にうちの犬の毛が目に入って絡まってしまうことびっくりに慣れているから気になりませんでした。てへぺろ

少し辛いのはmFERGで30秒まばたきしないで画面を見つめること。しかもできるだけ顎や顔の筋肉を動かさないように!

画面は白い明るいテレビのような画面の中央の赤い❌を見つめるだけ。そこに蜂の巣状の小さな六角形がすごい速さでチカチカといろんな場所に現れて消えていきます。

これで網膜の状態、どの辺りが機能しているのかいないのかわかるらしいです。

ただし、ビクトリアではこの機械のデータを見極められるのはDr.Aだけと言うこと。

あー😮‍💨思い出した!

たまにしか合わないから専門医のDr.Eと入り混じったあいまいな記憶だったけれど、はっきりと思い出したわ。

検査結果を見ながら「こんなの見たことない!」って患者に対して大変失礼で酷い発言したあのドクターだ!

もう会わないけれど、検査結果はそのドクターから私の主治医と専門医に送られるんだそう。

専門医は毎回かかりつけの眼科医からアポ取ってもらわなければならないので、何も異常がなければ1年に1回しか行けない眼科医にアポ取ってからだから、専門医に行けるのは1年半おきくらいになります。

次に行く頃は検査したことさえ忘れた頃爆笑

ゆっくり進行、治療なしのRP患者には悲しいカナダの医療事情です。お金が全くかからないのだけは感謝ですけれど…

ブログで検査結果がお知らせできるのはおそらく来年でしょう笑い泣き

ずっとメガネ、おまけに夜寝る時は無呼吸防止のマシーンを使うのでマスクみたいな装置を着用するため、ほぼ24時間耳の上周辺に圧力がかかっていたみたいで、頭痛と顔痛が😢

コロナ禍で仕事がほとんどないから使っていなかったので半年ぶりくらいにコンタクトをつけました。

そしていつもの犬の散歩コースを歩いたら…

😩😩😩

びっくりするくらい視野が狭くなっていたことに気づきガッカリしましたよー😭


メガネの枠が視界に入っているとばかり思っていたのは、実は見えない部分がボケて見えていただけだったと気がつきました。

メガネがないのにまるでメガネのフレームが視野を遮っているかのような、白いボカシのような?

要するに"見えない部分が見える"・・・ 見えるといったら変ですね。"見えない部分が認識できてしまう"って感じです。

目を細めて閉じかけた瞼から見ているような感じです。

大きく目を開いて見ても変わらない。

こんなに視野が狭くなっていたとは…かなり落ち込みました。


ケッと思ったこと続編。

古い話になりますが…


RPが発覚して医者から言われて運転免許を返納したのは私にとってRP病歴の中で一番辛かったこと。

仕事でたくさんの家庭を訪問したりで一日の走行距離が100kmを超えた事もあったし、プライベートで遠出なら何百キロでも運転は苦にならなかったわ。

パラレルパーキングが得意で運転も上手い方だと思っていたし、運転自体が好きでした。

日本にいた若い頃は中型二輪でいろいろな所にツーリング行ったし、車がないと生活できない"一家に一台"ではなく、"18歳以上各1台"っていう県に住んでいたから車の免許はマストだったしウインク

カナダではもちろんみんな運転できるのは当然。

私の住むビクトリアはたまたまカナダでは比較的バスの便の良い都市なので車持ってない人もいるし、運転しなくてもなんとかなるけど、車で自由に行動していた私には運転できなくなった事は本当に辛かったわ。

7年も経ってやっと最近車を自分で運転しないことに慣れてきたくらい…


で、ケッ思ったのは私が運転できなくなった事を人に伝えた時。

なんとその人は、「そう、運転できなくなっちゃったんだ。大変ね。うちに使わない自転車あるから使う?」って。親切で言ってくれたんだろうけど、なんで運転できなくなったか私の話聞いてる?って思いながら、あー普通の人に視野狭窄の障がい者が動く物運転する危険と恐怖はわからないのかと落ち込みました。

他にも電動スクーターやスケボーなど提案してくれた人もいました。笑い泣き

白杖使って歩いてたって何かにぶつかる事もあるのに、速度の出る乗り物なんて怖くて無理!

自分の怪我も怖いけど、人に怪我させたらなんて言い訳すればいいの?

視覚障がいで免許返納した人が例え免許の必要ないものでも動くものに乗って事故起こしたら重大な責任だよね?


ケッ!



あー、自由に好きな時にどこでも行けることと、車の中で一人大声で歌うことができないのはやっぱり悲しいなぁ。