今月初めに誕生日を迎えたおっさんだけど、喘息になってしまって咳が3週間止まらなかった。
↑もともと小児喘息... 環七の近くで産まれたもんで
漸く咳がおさまったと思いきや、今度は肋骨にヒビが... 咳のし過ぎでね 汗
まぁ雨が降ろうが肋骨が折れようが?おっさんの唯一の癒しである馬にだけは乗りに行くがね。
最近よく乗らせて頂いているフェールデクール。
元競走馬で、中央では未勝利だったけれど、地方に移籍して川崎で1勝を挙げて引退。
今は乗馬クラブにいて、近々この仔で乗馬3級を受ける予定。肋骨痛いけど... 正反動とか
ちょうど一年くらい前だったかなぁ、この仔に初めて乗らせてもらったのは。
インストラクターがちょっと目を離した隙にビュッと走り出して...
(インストラクター)
「あれ、ワタシ駈歩しろって言いましたっけ?」
(おっさん)
「いや、言われてないんすけど... と、止まらないんです、はは(汗)」
競走馬時代の馬主はキャロットファームという有名有力一口馬主クラブなんだけど、察するに〝鉄の心〟をフランス語で調べて名付けたんだと思うんだよね、多分。
でも逆なんだよね。
例えば、英語だけど
〝スペードのエース〟は ace of spades
〝人生の目的〟だったら purpose of life
そんで〝鉄の心〟は heart of iron
つまり 〜の → of〜
ほにゃららの部分が逆になる。これはフランス語でも同じ。
of〜 = de〜 / du〜
例を挙げると、オードトワレは eau de toilette で、直訳すると〝トイレの水〟つまり化粧水のこと。本来トイレは排泄ではなく、身だしなみを整えるという意味。
因みに eau de Cologne は〝コロンの水〟だけど、コロンっていうのはドイツのケルンのこと。
なので4711は正真正銘のオーデコロンってワケ。
シルクドソレイユ Cirque du Soleil は〝太陽のサーカス〟という意味。
脱線したけど、フェールデクール fer de cœur
は残念なことに〝心の鉄〟になってしまっているのだ。
本来なら cœur de fer クールデフェールでないと。発音的にはクードゥフェみたいな感じ。
別にそんなのどっちだっていいじゃねぇかと思う競馬ファンは多いかもしれないけど、日本の馬も海外のレースで活躍しているのだから、世界に通用する名前を付けて欲しいと願うのはおっさんだけだろうか。
だって、パリ・ロンシャンで行われる世界最高峰のレース凱旋門賞に〝心の鉄〟みたいな名前の馬が出てきたらちょっと痛いでしょ。
ジャパンカップに〝タマシイサムライ〟tamashii samurai なんて外国馬が出てきたら、侍魂じゃないんかいって、それはそれで面白いか。
そう言えばいつだったか、ヨーロッパで古武道の道場を検索していたら ichigo ichie dōjō 〝一期一会道場〟というのを見かけたことがある。今でもあるのかな。一期一会って、入門してすぐ辞めちゃうんかい。道場破りか?気持ちはわかるけどね。
馬の話に戻って、それだったら無理に外国語の名前にしないで、日本語の名前の方がマシだとおっさんは思う。〝クロフネ(黒船)〟とかね。でもクロフネは実はアメリカの馬なんだよね
表情豊かな馬たちに癒されて、おっさんの飽くなき挑戦は続く。