外国で知日派の人と話すと、
自国文化への無知を痛感する。
特に外国での日本映画の普及、影響力は、
日本に住んでいるとわからないくらい大きい。
あまり日本のことを知らないのもなんだろうと思って、
3年前くらいから日本映画のDVDをこつこつ見て、
知日派の外国人にまけないように努めている。
で、今回は溝口健二の「雨月物語」。
ゴダールの「映画史」でも引用されている溝口作品は、
黒澤、小津、北野に並んで世界的に知られている。
ストーリーは、戦国時代末期の琵琶湖のほとり、
柴田、羽柴が対立している間で、
一儲けを企む陶工が、
器を買ってくれたやんごとなき姫とおぼしき女人に屋敷に誘われ、
言われるがまま契りを結ぶが、
実は幽霊。
危うく魂を奪われそうになるが、
命からがら逃げてくるという話。
特徴的なのは、音楽、映像、衣装に能の様式を取り入れているところ。
特に際立っているのは、
能面メークの京マチ子演じる姫。
一つ間違えればキワモノに陥りそうなものを、
見事な演技力で支えきり、
姫のあでやかさと、
幽霊の妖気を見事に表現している。
黒澤明の「蜘蛛巣城」にも見られるが、
50年代では、古典芸能の様式を映画に取り入れるのは、
ごく普通のことだったのであろうか。
不自然さは全く感じられなかった。
自国文化への無知を痛感する。
特に外国での日本映画の普及、影響力は、
日本に住んでいるとわからないくらい大きい。
あまり日本のことを知らないのもなんだろうと思って、
3年前くらいから日本映画のDVDをこつこつ見て、
知日派の外国人にまけないように努めている。
で、今回は溝口健二の「雨月物語」。
ゴダールの「映画史」でも引用されている溝口作品は、
黒澤、小津、北野に並んで世界的に知られている。
ストーリーは、戦国時代末期の琵琶湖のほとり、
柴田、羽柴が対立している間で、
一儲けを企む陶工が、
器を買ってくれたやんごとなき姫とおぼしき女人に屋敷に誘われ、
言われるがまま契りを結ぶが、
実は幽霊。
危うく魂を奪われそうになるが、
命からがら逃げてくるという話。
特徴的なのは、音楽、映像、衣装に能の様式を取り入れているところ。
特に際立っているのは、
能面メークの京マチ子演じる姫。
一つ間違えればキワモノに陥りそうなものを、
見事な演技力で支えきり、
姫のあでやかさと、
幽霊の妖気を見事に表現している。
黒澤明の「蜘蛛巣城」にも見られるが、
50年代では、古典芸能の様式を映画に取り入れるのは、
ごく普通のことだったのであろうか。
不自然さは全く感じられなかった。
