9月6日、この日は息子の大切な高校野球の春の選抜甲子園予選のベスト4を賭けた試合の当日。いつものようにベスト16から8に勝ち上がった試合の日、息子は5打数3安打2打点と大活躍。楽しみで楽しみで夜中深く眠りにつけず…。5時頃予定通り起きた私は、若い頃から偏頭痛もちだった私はいつものように朝目覚めた瞬間から右の首筋から後頭部にかけてずきんずきんとする痛みに、市販薬の痛み止めを飲もうとキッチンへ向かった。毎日頭痛はあるけど、私は偏頭痛もちだからとか、肩凝りが頭痛が出ると自分にいいように解釈していた。しかも、血圧も、測った時はいつもだいたい高い時で、上が118くらい、下はだいたい70くらいと低めだし、糖尿病やコレステロールも高くない私は毎日の頭痛に違和感を感じる事もなく毎朝頭痛薬で痛みを誤魔化して毎日仕事に行って、夕方は娘の陸上の送迎したり晩御飯作ったりゆっくり座ったり休んたりする時間はほぼ毎日なして毎日突っ走り続けていた。だからこの日もいつもなのように薬を飲めば息子の野球を応援に行けるとしか思っていなかった。しかし、この日は左手で身2錠の痛み止めを握ろうとしたら握れず、床に転がり落ちてしまった。落ちた薬を拾おうと床に手を伸ばすとそのまま足に力が入らずキッチンで倒れ込んでしまった。何度も立ち上がろかと頑張っても立ち上がれずしばらくすると主人が朝のランニングから帰ってきて、何をしてるの?とといかけた。立ち上がりたいのに、立ち上がれないから起こしてほしいと私は言った。しかし、主人に手助けしてもらっても立ち上がれず救急車で病院に運ばれてしまって手術。診断結果は、脳梗塞。私の場合、家の時点から左半身に麻痺症状が出ていた。術後目が覚めて初めて自分に起きてしまった現実に気付く。翌日から、回復に向けてのリハビリが始まった。