昨日は、中西圭三with森田良平 ストリングスドリームコラボレーションコンサート
に行ってきた。








会場は、指宿の薩摩伝承館、維新の間だった。








中西圭三さんは、90年代に「ウーマン」「眠れぬ思い」などのヒットで知られる

アーチストだが、最近は、ハモネプなどの番組でアカペラのグループリーダーとして

むしろ知られているかもしれない。


森田良平さんは、鹿児島市出身のコントラバス奏者で、

中西圭三さんとは、2012年からコラボレーションしているそう。。

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森田さんの、鹿児島を活性したい、地方から発信したい、と言う熱い思いに

中西さんが共感して、これまでも地方のホールで数々の競演をされていた。


この日も、1時間半の予定を遥かに超え、

終わってみれば、2時間半近い濃厚で上質な時間を提供してくださった。


中西さんの豊かでパワフルな声と、森田ストリングスの気品ある深い音楽が

美しいくコラボレーションして、あっという間に時間が過ぎてしまった。


ほんの100人ほどの観客の目の前で、しかも中西さんは、

一切マイクやミキサーを使わず、生の歌声のみで歌ってくれた。

その響きたるや、なにかベルベットの上質な布に包まれているような気になってしまう

そんな贅沢な響きと味わいがあった。

声には、その人の人生が出てしまうものだが、

中西さんのそれは、まさに味わい深い彼の人生を語っていた。




維新の間に鎮座したたくさんの宝物たちも、

彼らの美しい音色と声に聞き入るかのように、荘厳な空気をたたえてくれていた。


今後も、森田さんは拠点を鹿児島に移し、故郷の活性のために活躍してくれるそうだ。

29歳の若きリーダーに今後も期待したいものだ。