AI時代の人生戦略 「STEAM」が最強の武器である 著 成毛眞
を読んで
巷ではAIについての話題が多く出るようになり、人間の仕事がAIに奪われるなどと聞いていると自分の将来についても他人事でないと心配になっていた今日この頃。
2か月前ぐらいに「人工知能は人間を越えるか」著 松尾豊 をAmazonのAudibleで聞き流し(ほとんど忘れているが)ざっくりとした知識はあった。
AIによる将来の変化予想として私は下記のようなことを考えていた。
・決まった形で行われるルーチンワークの仕事がAIに代わる。
・どのような分野の職業でもコンピューターや電子工学に関する知識が必要になる。
・AIの開発やメンテナスに携わる職業が増加する。
・対人の職業はヒトの仕事として残る。(心理カウンセラー、保育士など)
・AIが行った仕事に関し、責任の所在が問題となる。
さてそういったところで将来自分が身につけておく知識はなにか、その参考になればと思い本書を購入。
最強の武器とやらの「STEAM」を身に付けるぜと思っていたが ところがどっこいこの「STEAM」とはサイエンスのS、テクノロジーのT、エンジニアリングのE、アートのA、マセマティックスのMの頭文字を取った単語とのこと。
なんとなくビジネススキル的なものかと思ってそのスキルを本書で身に付けようと思っていたが、一朝一夕では身に付かない知識であることを知り私の目録はすぐに頓挫した。
本書の内容について私なりにざっくりまとめる。
・理数の学問はどのような職業でもこれからのビジネスマンに切っても切り離せない。
・今の大学受験のやり方では理数系が得意な生徒は育ちにくい。
・最新のテクノロジーを常に勉強し続けることがこれからの人生を生き抜くために大切。
本書ではかなりのページで現在の教育制度の問題点について述べられていたが、自分のことでも精一杯なのに教育制度について語る前に将来のための人生戦略を教えてくれと思ってしまった。
結果的にはタイトルにあった人生戦略の具体的な内容はあまりなく、唯一あるとすると理数系を勉強するためのおすすめ本があげられている程度であった。
まぁそれもそうかなと納得している。
人生なんかそれこそ人それぞれなのに、万人に共通する具体的戦略なんかあるわけないので。やはりそのあたりは自分で知恵を絞って考えないといけないのだと改めて実感。
本書で特に印象深かったところは過去のテクノロジー進化によってもたらされた生活の変化について。
過去にあった「電話交換手」や「ボーリングのピンを立てる仕事」はテクノロジーの進化とともになくなってしまった。
しかしそれとは別に生まれる仕事もたくさんある。
「仕事がAIに奪われる。」とは現在の職から離れない場合に言うのではないか。
本書で学んだことは変化していく将来に対応できるよう、理数系の知識を身につけ、常にテクノロジーの最先端を学び続けろ!ということである。
もう一度高校の化学から勉強しようかな。
おわり