島根県のイベントに行って

２か月くらい経ってから

農家民宿に泊まりに行きました

淡路島にある『ひまわり』というところ

おばちゃんが一人で経営していて
一日一組限定

古民家の一棟貸しスタイルのお宿

厳密には、敷地内に母屋と離れがあって
母屋をお客さんに貸し、離れにおばちゃんの生活スペースがあるといった感じ

母屋には囲炉裏があり、

南国生まれの私はこれが初体験でございます

敷地内の畑で採れた新鮮野菜や

おばちゃんが朝市で買ってきてくれた地鶏を焼いて食す！

幸せ～

塩で食べるというシンプルな料理なのに

心まで満たされるような、あのおいしさは何なのでしょうね

炭を熾すという作業も
ＢＢＱで何回かやったことあるけれど
囲炉裏だと雰囲気が違って新鮮な感覚がしました

おばちゃんと彼と私の３人で囲炉裏を囲み
お酒を飲みながらお説教をいただいたり
おばちゃんがファンであるという中島みゆきの曲を爆音でかけてみたり

好きな音楽を爆音でかけるという行為も
都会では絶対にできない贅沢の一つだなぁ

そして、おばちゃんの生活スタイルが

宿は一日一組限定で

空いた時間は新しい趣味を始めるなど

人生を満喫してるようで羨ましく思えました

都会でストレス抱えてせかせか働いてるのとは

正反対で

心に余裕が生まれますよね

でもおばちゃんが言うには

「私の場合は家がもともと実家だったから

お金をかけずにすんだし、

子どもたちも自立して気ままな一人暮らしだから

一日一組限定でも生活できるのよ。

これからたくさんお金がかかる若い人にはおすすめできないよ。」

とのこと。

確かにお金のことは

何においても気になります

今の安定した収入があって

一人暮らしで自由にお金が使える生活とは

ガラッと変わるからなぁ

移住までには

これからかかるお金のことについて

しっかり考えておきたいものです

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ところで！！！
ブログを書きながらさっきからチラチラと
気になってしまっているこれ

囲炉裏とセットでよく見る名前も知らないこのお魚の正体は

どういうものなのでしょうか？

鍋を提げるものだというのは知っていますが

お魚が飾られている意味が不明だし

何か仕掛けがありそう

書こうと思っていたネタとはそれますが

せっかくなので調べてみました！

気になるお名前は、「自在鉤（じざいかぎ）」というのだそう

鉤（鍋をかけるフック部分）が

火の強さなどに応じて自在に上下できるから、自在鉤

横木（お魚部分）のてこと摩擦力で固定するようですが
図解してみるとこう

（オートシェイプでちまちま作成）

横木をＡの状態にすると

鉤部分に対する横木からの抵抗がなくなるため

鉤の高さを調節にでき

Ｂの状態にすると赤い部分がてこと摩擦の力でで引っかかり

鉤が固定されます

（ただし耐えられる鍋の重さには限度あり）

囲炉裏の火加減は

ガスコンロやＩＨなどと違って調節が難しいから

こうやって鍋と火の距離を変えて温度を調節するわけですね

もちろん横木はお魚である必要はなく

熊だったり船だったり鹿の角をそのまま使ってたり

ネットで調べてみたら自作でオリジナリティを出してる作品もありました

もし移住したお家に囲炉裏があるなら

ぜひ手作りに挑戦したい！

さて、本来書きたかったネタとはそれてしまいましたので

農家民宿のお話は、次の記事にも続きます

（朝ごはんも安定のおいしさ）

ishiko

農家民宿と先人の知恵