ひと昔前まで、一番辛いのはやっぱりメンタル面だよねと呟いていた。
その時の自分に会ったら
「ばっかじゃないの?」
と言ってあげたい。
人生半分の折り返し地点に入りカラダが思うように動かなくなり、年中カラダのどこかしらは支障をきたしている。
人は健康でないと心も荒んでいくものだと学んだ。
あのときのあの人なんで、いつも不機嫌で嫌な感じなんだと思っていた。
今思えばカラダが悲鳴を上げて目には見えない、どこかしらの苦しみをもっていたのかもしれない。
そして今、母が大病を患いその病気つながりでできた知り合いの話を聞くことがある。
ある人は入院を拒み通いで癌治療を行っている、またある人は治療を諦め残りの人生を謳歌しようとしているなどだ。
人は自分が思う以上に見た目ではわからない苦しみを抱えて生きているのだと思う。
そう思えば少しは優しくなることもできるのだろうか。
いや、そう思いたくてもほんとに意地悪で健康な奴もハツラツと生きているから厄介なものだ。
人に親切にすればするほど体が比例して健康になる力くらい神様くれたっていいじゃないか。
頼むよ神さま。