ベトナムは、ハノイ(北部)、ダナン(中部)、ホーチミン(南部)で正月に食べる物が若干ちがいます。
ベトナム語の発音もちがいます。

それでは、正月に食べる伝統料理を紹介したいと思います。

1、バン チュン (Bánh chứng  )


ハノイ(北部)の伝統料理です。
日本で言う「おこわ」です。

必ずベトナムの家庭ではお正月に伝統のバンテットとバンチュンを作ります。

バナナリーフの上に洗ったもち米、緑豆と味付たバラ肉をのせて、四角形に作ります。サイズによっては3時間から12時間でゆっくり煮込みに行きます

これ自体に味はないです。
油ぽっいです。
私はあまり好きではないです。

これが好きな外国人は、あまりいないかも(◞‸◟)

2、バン テット (Bánh Tết)


ホーチミン(南部)の伝統料理です。

バン チュンと同じです。
ただ、バナナリーフで、丸く長く巻いただけです。
形が違うだけです。
味は一緒です。

3、ユア モア(ユア ハン) Dưa món (Dưa hành)  


日本で言う「ラッキョウ」です。
Dưa món/dưa hành(ユア・モン/ユア・ハン)は、切り干し大根や人参などの漬物です。玉ねぎやcủ kiệu(らっきょう)の漬物もあります。

南部では普段から、モヤシと細く切ったニンジンを甘酸っぱく漬けたものを食べます。
お正月にはラッキョウの甘酢漬けを食べることも多いです。
これに対して北部で小さな紫タマネギを漬けたものを食べます。
外見は似ているのですが、お酢を使わない場合もあり、甘さよりもしょっぱさが勝っているので、ラッキョウ漬けとは全く違った味わいです。

ラッキョウと一緒に、バン チュンやバン テットを食べます。

味がないバン チュンとバン テットと一緒に食べると美味しいらしいです。


これらが、正月に食べられる伝統料理です。
機会があったら食べてみてください。