春。
新学期。
新年度。
新1年生。
新社会人。
新しいことずくめな春。
毎年、この時期は、ワクワクと緊張と不安と
でもやっぱり楽しみのほうが大きくて
大人になってからも
「何かを始めたい」と思ってしまう時期。
だった。
去年までは。

今年は。
年度末からのコロナ騒動で
連日うんざりするくらいニュースで聞かされ
話したくもないのに
コロナの話題が出てしまったり
暗くなる話ばかりだ。

そして、志村けんさんにはショックで言葉が見つからなかった。
私とオットの小学校時代を象徴するコメディアン。
小学生の頃、月曜日の教室では志村けんの話で持ちきりだった。
「だいじょうぶだー」の太鼓が欲しくて
両親にねだったこともあった。

中学くらいから成長と共に見なくなっていたが
子供を産み、成長していくなかで
子供が通るべき道「志村けん」を見せようと思っていた。
今年から。
それは叶わなかった。
でも、皮肉にも
追悼番組でコントをやってて
3人が大笑いしているのを見て
世代を越えて笑いを届けてくれる方なんだと
再認識し
私は涙した。

高倉健さんの「ぽっぽや」では
鬼気迫る演技。

コントだけじゃなく、
役者としての演技ももっともっと見たかった。

本当に悲しかった。

でも、子供達がしてた話。
みーちゃん「志村けんさんはどこにいったの?」
あーちゃん「天国だよ。天国で、いかりやさんとコントしてるよ。」
みーちゃん「そーなんだねー。」

あーちゃんが、いつからいかりや長介を知っていたのか
甚だ疑問だが
そう感じてくれてる娘を抱きしめたくなる自分がいた。
気持ちが救われた気がした。
あーちゃん、ありがとう。

これからも「志村けん」は我が家で生き続ける。
これからも志村さんのたくさんの笑いを見て、家族でたくさん
笑っていきたいと思う。
本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。