◆寝冷えによる体調不良
寝ている時になんらかの理由で、必要以上に
体が冷えてしまうことを寝冷えといいます。
寝冷えは身体的な不調をきたします。
【寝冷えによる主な体調不良】
・風邪の初期症状
(喉の痛み、咳、発熱、頭痛)
・肩こりや首こり
・腹痛、下痢など
寝冷えが続くと上記の症状が慢性化したり、
免疫が下がるため、さらに大きな病気に
かかるリスクも上がります。
◆厚着は逆効果
寒いからといって、分厚いパジャマや
いつもより1枚多めに着て寝ることがある
と思いますが、これらは逆効果になるケース
があります。
厚着をすることで、体感温度が高くなり、
寝汗をかくようになります。
その寝汗のせいで体が冷えて
しまいます。
また、暑さから無意識に布団を投げ出して
しまい、寝冷えを引き起こすこともあります。
◆汗が出ない程度に暖かく
人は睡眠に入って行く時に体温が少しずつ
下がっていきます。
その際に汗が出ない程度の保温が、
快適な睡眠につながります。
快適な温度をキープすることに加え、
部分的な保温も効果的です。
具体的には腹巻きがベストアイテムです。
厚着をすることなく、お腹から体を温めて
くれ、寝ている間に服がはだけて、お腹が
出ることを防ぎ、お腹の冷えを防いで
くれます。
◆寝る前に体内から温めておく
内側から体を温めることは、寝冷え対策
だけではなく、快適な入眠につながり、
質の良い睡眠をうながし、疲労回復に
つながります。
体を内から温めるのに
一番効果があるのは入浴です。
シャワーではなく、湯船につかるように
して下さい。
その際に熱いお湯だと、芯から温まる前に
湯船から出てしまいますと、表面的なもの
になるので、熱すぎない温度で、15〜20分
程度つかれるようにしましょう。
半身浴でも良いのですが、風邪をひかない
ように上半身にタオルをかけて入るなど
工夫をしましょう。
◆体を温めるものを摂取
体を温める作用のあるものを食べたり、
飲んだりすると良いです。
食べ物でいうと「旬の野菜」、「寒冷地で
育つ野菜」です。
季節の野菜や果物は、その時期に合った
作用を体にもたらします。
冬が旬の大根・ゴボウ・里芋などの根菜は
体を内側から温める効果があります。
飲み物ですと生姜湯がベストです。
逆に冷え症の方にあまり良くない飲み物は
コーヒーや紅茶など、カフェインが多く
入った飲み物です。
紅茶の場合はハーブティーなど睡眠を促す
ものもあれば、妨げるものもあります。
【石井整骨院のHP】