今回はなかなか痛みがなくならない膝痛の原因
をご紹介します。
◆なかなか痛みがなくならない膝痛の原因
①太ももの筋肉が硬くなる
膝の関節には普段の何気ない生活でも
大きなストレスがかかっています。
例えば、階段を下りるとき体重の3〜8倍の
荷重がかかっています。
瞬間的には最大13倍の荷重がかかると
いわれています。
この荷重を支えるために、太ももの筋肉は
人体で最も大きい筋肉をしているのですが、
繰り返される衝撃に疲労が蓄積されると
筋肉は硬くなってしまいます。
本来は筋肉の柔軟性や筋力があることで
衝撃を吸収していたのが、硬くなることで
衝撃の吸収ができなくなり、そのストレスが
直接、膝にかかり炎症がでるのです。
②ふくらはぎの強い緊張
ふくらはぎの強い緊張は、
膝を曲げるときの妨げになります。
人間は歩く・走るという行動をする時に
膝を曲げます。
ふくらはぎに強い緊張があると
足首の柔軟性がなくなり、
踵からうまく地面に着地することが
できなくなります。
そのため、膝には本来とは違う衝撃が
伝わることになります。
膝痛には本来、半月板などの衝撃吸収を
するための機能があるのですが、
それが十分に機能しなくなるのです。
③内臓疲労が身体の歪みを作っている
以外かもしれませんが、
膝の痛みに自律神経が関わっていて、
内臓の疲労は膝に大きな影響を与えています。
例えば、胃に疲労があると
本能的に人間は前かがみになります。
皆さんも胃腸の調子が悪いと
若干猫背になってしまうこと、
心当たりがないでしょうか?
少し前かがみになった状態で歩こうとすると
身体の構造上、足が上がりにくくなります。
この姿勢のままで生活をすると
膝関節に負荷がかかり始めます。
膝の症状がなかなか改善しない、
マッサージをしても筋肉がゆるまない
という方は内臓の疲労が蓄積している
可能性が高いです。
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