①「朝起きると痛い」
「じっと座っていて次に動き始める時に痛い」
腰痛
 
②「午後からつらくなる」腰痛
 
をご紹介したいと思います。
 
 
①「朝起きると痛い」
「じっと座っていて次に動き始める時に痛い」
腰痛
 
「朝起きると痛い」とか「動き始めが痛い」
のを初動作痛と呼びますが、この症状がおきるのは
関節に問題があるパターンです。
 
例えば、ぎっくり腰やヘルニアなどの関節に
何らかの問題が生じて腰痛が出ている方の
特徴の一つがこの初動作痛です。
 
 
◆なぜ朝に痛みが出るのか?
 
人間の関節には、すべて滑液(かつえき)
呼ばれる液体があります。
 
これは関節の動きを良くする油と思って
もらえればと思います。
 
この滑液があることで、関節は滑りが良くなり
なめらかに動くようになります。
 
しかし、関節に傷が生じると滑液がうまく
出てこなくなります。
 
そのため、関節がなめらかに動かなくなる
わけです。
 
機械などが油不足で”キーキー”といっているのと
同じような感じです。

 
◆予防する方法
 
起床時の痛みを予防する一番簡単な方法は
いきなり起きないことです。
 
朝、目を覚ましたら、まずはゆっくりと上向き
になり、膝を立てます。
 
 
次にゆっくりと左右に膝を倒していきます。
 
 
 
この後は寝転んだままゆっくりと体を
自由に動かして下さい。
 
5分ほど体を動かしてから、起き上がるように
すると、初動作痛はかなり軽減されるはずです。
 
 
②午後からつらくなる腰痛
 
午前中はそれほど痛みはないが、
お昼ぐらいからだんだんと痛みが出てきて、
夕方ぐらいが痛みのピークを迎える方がいます。
 
その後、お風呂に入ると楽になるという感じの
特徴を持っています。
 
こういったタイプの腰痛は、
筋肉に何らかの問題が生じている事が多いです。
 
ここでいう筋肉の問題というのは
肉離れなどの筋損傷よりも「筋肉の疲労」
というのが当てはまります。
 
朝、起床時には筋肉の疲労は回復しているので
普通に活動ができます。
 
お昼ぐらいから徐々に筋肉が疲労していき
同時に徐々に痛みも出てきます。
 
夕方頃には疲労も痛みもピークを迎えますが、
お風呂などに入り、疲労が回復すると
痛みもかなり改善され、気にならなくなります。
 
こういった腰痛の方は、中腰の作業の多い方や
同じ姿勢で長時間の作業をする方に多い
傾向があります。
 
元々、人間の筋肉は同じ姿勢を1時間ほどしか
維持できないとされています。
 
中腰で負荷の強い作業を繰り返したり
同じ姿勢で長時間いると疲労をためやすいのです。
 
作業の合間に少し違う作業をはさむだけで
こういった疲労の蓄積を予防できます。
 
 
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