2011年 カナダのアルバート州のオイルサンド鉱山でとんでもない恐竜化石が発見されました。

 

それは『恐竜のミイラ』!

 

この恐竜はノドサウルス類で、北の盾という意味の『ボレアロペルタ』と名付けられました。

 

通常、何億~何千万年と経過していると骨しか残りませんが、

 

この恐竜化石には皮膚である装甲がほぼ生きていた時の位置のまま立体的に保存され、

 

それだけでなく、皮膚を覆うケラチンまでもが保存され、

 

さらに色素細胞のメラノソームも確認されるという保存状態の良さでした。

 

この恐竜化石は2017年現在までに発見されているあらゆる恐竜化石の中で最も保存状態が良いとされ、世界一美しい恐竜化石』として有名です。

 

 

恐竜の化石のイラスト

 

しかし、このポレアロぺルタは何故こんな姿で残ったのでしょうか?

 

それは、発見場所に秘密があります。

 

このポレアロペルタが発見された場所は、当時は海だったことがわかっていて、

 

今まで陸生動物の化石が発見されたことはありませんでした。

 

なので、この化石が発掘された時、研究者達は驚愕したそうです。

 

そして研究の結果、このポレアロペルタは死後まもなく海に流されたか、洪水に流されてからだの上半分が最小限の変形の間に土の中に埋まり、その後膨大な時間をかけてミネラル分がしみ込んだというあらゆる偶然が重なったことによって立体的に保存されたと考えられています。

 

 

 

 

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