こちら の続きです
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うちの高校は登校時間が8時15分
これまた中途半端。
そして、鬼のような顔をした先生達が正門に立ってます。
二年生と三年生の風紀委員も。
入学して間もない頃は、みんなと同じ時間に行ってました。
門を通るのが8時10分頃
自宅から学校までは50分ぐらい掛かります。
時間が早いので電車は大抵座れました。
うれしいのは、たったそれだけ。
駅から学校までの道のりが妙に長く感じました…
正門は、わざと全部開けず、片側だけ開けて狭くしてました。
入る時には混みこみ状態
そんな中、誰かを探すかのような態勢の先生達
そうです。
探されているのは紛れもなく、
私…
先生A「ちょっと、止まりなさい!」
私は聞こえないフリをして早歩き。
追いかけてくる先生達
何も悪い事をしていないのに、止められる…
私「何ですか?」
先生B「何故すぐに止まらないんだ!呼んだのが聞こえないのか!」
私「聞こえてましたけど、私じゃないと思いました」
ちょっと、、なんて名前じゃないし…
だいたい用事もないのに朝から何のために?
私は文句言われないように、門を潜るときは至って普通にしてました。
その時ちゃんとしていれば後で何とでも言えますからね
ところがギッチョン
とんでもない…
長いモノサシを持って、スカートの長さや
靴下の長さ、髪の長さまで計って…
今からオーダーメイドの服でも仕立てる勢い(笑)
ついでに美容院の予約までしてくれればいいのに…
朝から教師達のムダな動きに笑いそうになりました。
腹の中では笑ってましたけど・・・
カバンの中身も全部出されて、
まさに職質そのもの
探しても何もないのに…
そのときは・・・
真面目に重い教科書を入れてるだけ
最初のうちだけ。
後はカッターナイフぐらい
鉛筆を削るため
シャーペンもありますが、私は昔から書き物は鉛筆派
カバンに付けてるキーホルダーも取り上げられ、
鉛筆も取り上げられ、散々な朝を迎えてました。
新しくできた友達と会うのが唯一の楽しみ
それで学校へ行ってたんですけどね。
女子校のナイショ話は最高
毎朝、門の前で構えてる先生達を見るのが嫌で、私は決意しました。
もっと早い時間に学校へ行こう!
8時10分には立っているから、8時までに入れば問題なし。
学校中で一番早く登校してました(笑)
先生達も居ない静かな空間
教室の窓からみんなが来るのを見てました。
早起きは苦手なのに…
嫌な思いをするぐらいなら、頑張るしかないと誓ったのです。
早起き宣言!
それなのに、登校時間が早すぎると言われ呼び出し
何なの…
何でもかんでも呼び出し
あるとき友達が、もしかして、あの先生、まい子のこと好きなんじゃない
そんな気持ち悪い事あり得ないから二度と言わないで
生活指導とは犬猿の仲
担任はカリフラワー頭
学校には慣れないままでしたが、仲間はたくさんできました。
親友と出会ったのもこの学校です。
親友との出会いかたは戦いからの始まり
続く
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