東日本大震災の前兆すべり観測できず 問われる予知体制 | 石原まい子の赤と黒の履歴書

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巨大地震の前触れと考えられている「前兆すべり」が

東日本大震災の前に観測されなかったことが、

26日に開かれた地震予知連絡会で報告された。

報道写真全記録2011.3.11-4.11 東日本大震災/朝日新聞社


前兆すべりの検知を前提とした東海地震の

予知体制のあり方が問われることになりそうだ。

予知連では、山岡耕春名古屋大教授が、国土地理院や

防災科学技術研究所などの観測結果をまとめて報告。


全地球測位システム(GPS)による地殻変動や、

岩盤のわずかな伸び縮みや傾きを観測データを示し、

「本震前に前兆すべりのような顕著な変動はみられない」と説明。

3.11同時多発人工地震テロ/リチャード・コシミズ
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前兆すべりは、地震を起こすプレート(岩板)とプレートの境界が、

地震の前にゆっくりと滑り始める現象。


東海地震の予知を目指して、

気象庁は東海地方に展開する観測網でとらえようとしている。

この理論では、東日本大震災の前に前兆すべりが観測されたはずだった。

放射能で首都圏消滅―誰も知らない震災対策/古長谷 稔


観測網は東海地方の方が充実しているが、

マグニチュード(M)9.0という巨大地震でも観測できなかったことは、

M8級と想定される東海地震の予知が本当に可能かの検証が必要になる。


東海地震は、政府が唯一予知の可能性があるとして、

大規模地震対策特別措置法で予知した場合に備えた防災体制を構築している。

闘う日本 東日本大震災1カ月の全記録/産経新聞社


地震予知連会長の島崎邦彦東大名誉教授は

「東海地震のような前兆すべりは観測できなかった」と認めた上で、

「(観測条件や地下の特性は)東海とは同じではない」と話した。


東海地震の予知は、地震学者にも

「今の地震学では予知できない可能性の方が高い」とする意見や、

ロバート・ゲラー東大教授のように

「政府は不毛な短期的地震予知を即刻やめるべきだ」との指摘もある。


しかし、予知の可能性は残されており、

政府は失敗した場合に備えながらも、予知体制を維持している。

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ/小出 裕章

今回の地震は人工地震とも言われてます。

敢えてリンクしませんが、検索してみるといろんな事がわかります。