みなさま、概ね受験お疲れ様でした。
もう少し残っている方は頑張ってください!
入試が終わってから、関東組の皆さんが慰労旅行をする前に、先に受験が終わる関西組の特権(笑)を活かし、家族でスキーに行ってきました。
すっかりとパラレルターンを忘れていたわが子。
それくらい一生懸命勉強がんばっていたんだな、と。
みなさま、概ね受験お疲れ様でした。
もう少し残っている方は頑張ってください!
入試が終わってから、関東組の皆さんが慰労旅行をする前に、先に受験が終わる関西組の特権(笑)を活かし、家族でスキーに行ってきました。
すっかりとパラレルターンを忘れていたわが子。
それくらい一生懸命勉強がんばっていたんだな、と。
試験は続いていますが、どうか体力と気力の消耗にご留意ください。
さて今日は、うちの子どもの体力についてです。
子どもに運動をさせ始めたのは実は中学受験を始めたのよりもずっと古く、歩き始めた時からでした(笑)
当時預けていた保育園の先生がとにかく子どもを歩かせることを保育の方針としていたことがキッカケです。
私も運動が脳の働きを良くするために不可欠だと考えていたので、中学受験するしないに関わらず、小さい頃から努めて運動する機会を設けようとしていました。
うちの子どもが現在やっているスポーツはスイミング。過去にはサッカー、テニスもやってました。
率直に言って、サッカーをさせ始めた当初は、Jリーガーになって欧州移籍などしてくれたら良いな、などと言ったスケベ心がなかったかと言えばウソになります(笑)
低学年でもほぼ毎日、週3時間練習してたので(笑)正直、低学年でもそんなに練習するのか、と驚きでした。
(まぁそんな驚きは中受を始めた後は、こんなに勉強するのか、っていう驚きに変わるわけですが)
もっとも、性格が団体競技に不向きだったので、すぐに諦めましたが(笑)
結局、運動は好きな方ですが、サッカー以外の手を使った球技は苦手です。
子どもの塾友も、大体の子はスイミングだけでなく、なんらかの運動経験があるようです。
前に、勉強の持久力は有酸素系の能力と関係があると申しあげましたので、うちの子どもの有酸素系運動の客観指標もあげておきます。(適度にぼかしてあるのはご容赦ください)
小学6年男子
体力測定 20mシャトルラン 80回超
水泳個人メドレー100m 1’30”台 平泳ぎ50m 40秒台半ば、
小5時の陸上800mが2’40”台
と言った感じです。(陸上は一応、大会に出たので公式記録です)
多分、体力レベルとしては、スポーツ未経験者も含めれば平均以上、スポーツをやっている子の中では平均的だと思います。
低学年のうちは、運動が好きなこともあって、学校の体育だけでなく、できる限り運動する機会を設けていました。
有酸素系の能力は日々の運動量が大切だからです。
高学年になり、塾に通い始めましたが、塾のない時でも、できる限り運動系の習い事は続けました。
習い事、塾のない時は多分、放課後も校庭で鬼ごっこをしてました。親である私には黙っていたけどそれはお見通しです(笑)
スイミングは結局、受験1週間前まで続け、今もそのまま続けています。
昔から留意しているのは、有酸素系の向上です。
有酸素系運動の週間トレーニングは、週1-2回のポイント練習と、週3程度のジョグなどで構成されています。
これを小学生の生活に当てはまると、週1回のポイント練習としての運動系の習い事、そして週3程度のジョグに相当するものとして、日常生活の運動量の意識、だと考え、少しのところなら自転車ではなく、歩いていくなど、日常生活の活動量を増やそうとすることが重要です。
後、受験1週間前までスイミングを続けたのはちょっとした科学的エビデンスがあったからでした。そのために、むしろスイミングの継続を死守したと言っても過言ではありません。
ご参考までに。
なぜ1週間前なのか、その科学的エビデンスについてはまた改めてご紹介します。
前回は、寝れなくても副交感神経優位にすることと、タンパク質をとることをお勧めしました。
さて、中学受験は連戦になります。
初日はおおむね元気です。テンションも高いです。
ですが、2日目以降は消耗戦です。
前回お話ししたドーパミン、アドレナリンなどのカテコールアミンが枯渇していく一方、というのがその理由です。
午前・午後2回試験あるケースも多々あるでしょう。
移動距離も長いケースもままあります。
遅延を考えれば、車で午後の試験会場に乗り付ける、という選択肢も取りづらい一方で、電車移動は体力を奪います。
この時、子どもの体力レベルがどれくらいなのか、どれくらい体力残っているのかを見極めなければなりません。
本番の試験はたとえ安全校であっても、模試の数倍消耗します。ほとんどの子どもにとって、未知の領域なのです。
連戦の中、子どもの残りの体力を見極めること、
これは、塾の先生には絶対に無理で、親の役目です。
こういう場合、塾の先生は無責任です。
もし子供の体力が限界に近かった場合、突然、精神的に折れて燃え尽きてしまうことも想定されます。こうなってしまえば、どうしようもありません。
明日以降に第1志望校、熱望校など優先順位の高い受験を控えているなら、受験校の一部パスも念頭に置かなければなりません。
例えば安全校でも、受からなければならない戦いを受けるのは
子どもに相当なプレッシャーがかかります。
それよりは、勝負をかけられる学校に向け、早めに休んで英気を養うことをお勧めします。
関西では、灘中学の受験生は東大寺学園(か洛南)を併願校にすることが多いと思うのですが、灘・東大寺学園(か洛南)の両落ちに備えて西大和学園を受けるケースが大半です。
うちの子どもは灘受験後、灘の2日目受験後に設定されている午後からの西大和学園の受験を回避しました。
うちの子どもは、平均以上には体力のあるほうだと思いますが(長距離走では学年一番を譲ったことがない)、受験に限っては、子どもの体力の消耗が想像以上にひどかったです。
灘から西大和学園までのまず距離が長いです。
高速を利用した車移動でも62km、電車移動なら最大2時間かかります。
高速移動なら確かに速いのですが、阪神高速3号線、13号線、近畿道と渋滞区間の連続で、時間が読めません。
また、試験もほぼ夜の終了で、3日目の東大寺学園の受験を考慮すると、そのまま奈良市内に投宿する以外の方法がなくなります。西大和学園から奈良市内への奈良県内の移動も、実は奈良市内がかなり混みます。
宿泊の用意を持っての移動はかなり体力的に堪えます。
親の側が安心を得たいというならば、
連戦して疲労困憊の中、安全校を受けるのも一つの手ですが、
前受け校で親の安心を得られてはいかがでしょうか。
親の安心より子どもの体力、です。
是非、その都度都度の子どもの体力・気力の残量を見たうえで、ご判断してください。
ご参考までに。
明日から東の統一入試日ですね。
受験されるお子様、親御さんにおかれましては、
心から実力を十分に発揮され、栄冠をつかみ取られることを心からお祈りいたします。
一言でいえば、がんばれ、です(笑)
さて、今日は、受験当日の戦略についてお話しします。
統一日の試験は、西では1/15前後から、東では2/1からそれぞれ約5日間の日程で行われていきます。
長丁場の試験日程を組むことになりますので、
受験は想像以上に子どもの心と体とを消耗します。
大人の試験で置き換えてみると、
東京大学・京都大学の2次試験で2日、
司法試験なら4日、医師国家試験(国試)なら2日あります。
受けたことがある方ならわかると思いますが、
テンションがおかしくなり、最終日はヘロヘロです(笑)
子どもの通った塾では、灘の2日間にわたる試験を1日で模試をやったりしますw
当然子どももヘロヘロです(笑)
余談でした。
親としては、それぞれの試験当日、実力を出し切るためのサポートが最も重要です。
くれぐれも実力以上のものを出すことを考えて気負いすぎてはいけません。
気負いすぎは長丁場で最も忌むべきところで、心身を著しく消耗します。
ちなみにうちの子どもは、2日目の集中力が最高で、ついで初日、全くダメだったのは3日目でしたw
さて、試験前日から当日にかけて最も重要なのは、
・睡眠時間の確保
・食事
です。
徹夜すると、IQは15ポイントほど下がるといわれていますが、
受験前日、大体の人は寝られたもんじゃありません。
ぐっすり寝れたらその時点でアドバンテージです。
ですが、大体の人が寝れないので、条件はほぼイーブンです。
睡眠時間の確保については、とにかく床につかせることが一番重要です。
寝られなくても構いません。
寝なくてボーっとすることで、脳から疲労物質が除去され、脳は休まります。
その際には必ず深呼吸をするよう言ってください。
とにかく横にさせること、深呼吸をさせること。
この2点が脳の疲れをとるために重要です。
理由は以下の2つです。
・セロトニンというホルモンを出して気分を落ち着かせ、安心させること。
・ボーっとさせることで副交感神経優位にし、脳疲労物質を除去すること。
脳疲労物質は、副交感神経が優位にならないと除去されません。
最善はぐっすり寝ることですが、少なくともボーっとすると副交感神経優位になるので脳疲労物質は除去されていきます。
また、セロトニン関係ですが、この日だけは安心させるため、
添い寝してあげても構わないかと思います。
難しい年ごろなので、子どもが嫌がったら即やめてくださいね(笑)
食事については、とにかくタンパク質をとることを重視してください。
肉、魚、卵、チーズ、豆腐などの豆類など、
子どもの好きな食べ物で確保してください。
スナック菓子が好きなら、コンビニで売ってるチョコプロテインバーなどでも構いません。
理由は明快で、脳のやる気の元となるホルモンを作るためです。
ここから先は雑な説明で恐縮です。
学術的にはおそらく若干不正確な点もあるかと思いますがご容赦ください。
やる気や学習能力や記憶力、集中力とつかさどるドーパミン、
気分を高揚させ、血糖値を挙げることで判断力などを向上させるアドレナリン、
闘争と逃走に使われるノルアドレナリンといったホルモンは、
カテコールアミンという脳内物質から作られます。
このカテコールアミンは日々の分泌量はほぼ一定ですが、材料となるタンパク質がなければ分泌量が低下します。分泌量の最大値がほぼ決まっているのです。
その一方でドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリンの分泌量は外的環境で一定しません。「必要な時に、必要なだけ出す」という仕組みなので、ある一時にドーパミンなどが大量に放出されると、そのあとではカテコールアミンが不足することになります。ドーパミンやアドレナリンで興奮した後は、カテコールアミン不足で鬱っぽくなったり、やる気が出なくなったりするのです。
試験当日の子どもはドーパミン、アドレナリンが大量放出されている状況です。
元気でテンションが上がっていても、突然スイッチがオフになったりします。
これをできる限り防ぐためには、常にカテコールアミンの材料となるタンパク質を食べて、脳に材料を供給しなければなりません。
おすすめはチーズです。
カテコールアミンの材料となるアミノ酸の1種、チロシンを豊富に含んでおります。
とはいえ、チーズが嫌いな子どもに無理やり食べさせてもいけませんので、そこは子どもの好きな食材で(笑)。どのような食材でも、タンパク質を含んでいる限り、チロシンはそこそこ入っておりますので。
ご参考までに。
明日は試験2日目以降の戦略についてお話しします。
灘中から入学説明会関係書類が届きました。
こうやってみると、入学にもだんだん実感がわいてきます。
前回は、運動の重要性について述べました。
もう1点、重要なのが体格です。
ただ、体格については、両親の体格及び成長期に入った時期と相関が強く、
親としてはあまりコントロールできないところです。
うちでは、両親ともに体格は人よりもやや大きいですが、
中学期が成長期で、人よりも遅めでしたので、
子どもにも中学受験期における体格の向上は望めませんでした。
とはいえ、やれることはあります。
前回紹介した運動に加え、
・睡眠時間の確保
・食事(タンパク質)の摂取
には留意すべきでしょう。
睡眠時間は、小学生で約9時間程度は確保しておきたいとされています。
子供の「理想的な睡眠時間」は何時間?年齢別の平均と、プロが教える睡眠不足の原因、改善テクニック
うちでも、受験直前まで、
22時30分就寝~7時30分のペースは最後まで崩しませんでした。
(自宅が塾から近かったおかげですね…)
成長期ですので、長時間同じ姿勢が維持できなくならない限り、間食も特に制限する必要はないかと思います。成長ホルモン・筋肉の元になりますし、タンパク質(とカルシウム)だけは意識して取らせるべきです。
うちの子どもは食が細く、朝から肉や卵などのタンパク質が取れなかったので、
プロテインの力も借りました(笑)。
こうやって振り返って見ると、アスリート的ですね(笑)
ただ、本当に体格については両親の遺伝的要因との相関が強いので、
無視はできないけどいかんともしがたい、というところです。
ご参考までに。
前回は、脳への血流を良くする戦略を取るということをお話ししました。
なお、脳への血流を良くしたいからと言って、無理やり食べさせるのはよくありません(笑)。太りますし、太ると体幹の筋力が体重を支えられなくなります。
ちょうどいいバランスが重要です。
今日は体力と日々の学習戦略についてお話しします。
日々の学習戦略は前回ご紹介した、
学習効果 = 集中力 × 持続時間
の式と切っても切れない関係にあります。
この式で見いだせる効果を1年間のスパンで見て、最大の学習効果を得られるよう、日々の体力づくりと学習戦略を組み立てていきます。
学校の体育でも構いません。
必ず、体力づくりとなる何かしらの運動を組み込むことをお勧めします。
前回ご紹介した記事の中で、ハーバード大学医学部准教授のレイティ氏は、
「子供たちの場合は、本人が好きで楽しいと感じることをやらせてください。かけっこ、ボール遊び、ダンスや体操など、なんでも構いません。毎日、運動させるのはとても大変なことですから、無理をしないことが大切です」(レイティ氏)
と述べています。
運動についてですが、欲を言えば心肺機能を強化する有酸素系の運動が望ましいです。前回の記事でも、数ある体力の評価基準のうち、とくに心肺機能が学業成績と強い相関関係を示しているといわれています。
これは、血流が心肺機能に制御されていることは明らかなので、腑に落ちられるのではないでしょうか。心肺機能を鍛えるためには、ウォーキングやランニングなど、有酸素系の運動が有効です。
有酸素系の能力は週1回の運動ではその向上は見込めません。
目安としては、週2~3回、ややきついと感じる程度の運動で、
有酸素系能力の向上がみられると言われています。
レイティ氏が挙げている運動はどれもこの条件に合致します。
さすが専門家です(笑)。
ですので、例えば、登下校で走るや、放課後の校庭での運動でもいいので、
必ず日々の生活習慣に運動を組み込んでください。
ちなみに、うちの子どもは鬼ごっこが異常に好きで、
こちらから言わなくても、校庭を走り回っていたようです(笑)。
この時に一つ留意していただきたいのは、
子どもの体力レベルがどれくらいなのか、親が把握するということです。
公立小学校などでは、例えば冬に学校挙げての持久走などもありますし、
実は意外に重要なのが、学校での体力測定、特にシャトルランなどの結果を把握することです。
シャトルランのメリットは、全国比較ができるところです。
ちなみに、うちの子どもは小6初めで80回程度だったようです、まあまあですね。
この結果が芳しくない場合、休日にハイキングや長時間の散歩など、
有酸素系のレジャーに連れていくことをお勧めします。
では、こういう形で培った体力をベースとして、日々どれくらい勉強すべきなのでしょうか。
答えは明快で、
「その次の日も子どもが意欲をもって勉強できる程度」
です。
子どもの体力が向上すれば、より集中して、より長時間勉強できるようになります。
これが「成熟」だと思います。
もっとも、私自身としては、小学4~5年までは1日5時間以上の長時間の勉強には賛成しません。午後5時ごろから塾が週3~4回あるとすると、最大で9時ぐらいで勉強は終わりにすべきではないかと考えます。子どもの体力が尽きるからです。
そもそも座っていると全身の血流が悪くなります。
子どもが明らかに集中を欠いているときは、思い切って勉強をやめることも重要です。
また、TV、youtubeなども適度ならいいですが、全身の血流が悪くなるほどかじりつくなら、親の権限で止めるべきだと思います(笑)
ここで一つだけ、ポイントがあります。
子どもが勉強してきたことを親に嬉々として話そうとするとき、この時が子どもの集中力が最も高まっている時で、学習効果が最大となっています。
決して遮ってはいけません。
気のすむまで話をさせてあげてください。
小学6年生になったら、かじ取りはぐっと難しくなります。
かじ取りが難しくなる原因は、やらなきゃいけない日々の学習が増えるので、
どうしても親御さんは頑張りすぎて、子どもの体力の限界ギリギリまで勉強を追い込もうとしがちです。
この時、先ほども言ったように、
子どもの体力レベルがどれくらいなのか、
あらかじめ把握しておくことが重要です。
まだまだ追い込めるのか、追い込めないなら即座に休ませるべきですし、
追い込めるならもう少しがんばれ、と叱咤激励する。
そして腹八分目の勉強量で明日につなげる。
そのためには、子どもの体力レベルはよく知っておく必要があります。
いわば、子どもを客観的かつ愛情をもってみること、これがポイントです。
ご参考までに。
前回は、中学受験をするにあたって最も重要なのは「体」だとお話ししました。
今回以降で、うちの子どもがどのような取り組みを行っていたかお話しするつもりでしたが、体力と受験戦略との関係が抜けていましたので、それをまずお話しします。
(なんとも間抜けなことで申し訳ございません)
「体動かせよ」「勉強しろよ」の二言で済むことかもしれませんが、
少しお付き合いください(笑)
体力と学力については、統計学上の相関がみられることが明らかになっています。
2001年の米カリフォルニア州での調査では、
体力調査での成績が高い子供ほど、学業成績も優秀な傾向があるという相関が確認されています。
(引用元:
脳細胞が増える運動「3つの条件」 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン))
これは、
学習効果 = 集中力 × 持続時間
と考えるならば当たり前、と思われるかもしれません。
子どもの体力は、
集中力にも持続時間にも大きく影響してきます。
これらは、体力の向上に伴う脳への血流の増加により生じると
専門家は言っているようです。
脳の大きさは、4~6歳でほぼ成人の重量に達します。
小学4年生~小学6年生までで脳の重さはそう変わりません。
その一方で、血液量は、体重の約1/12~1/13と言われています。
小学生期の心拍数は1分間で90拍前後です。
血流は血液量に比例しますから、体重39㎏の子と52㎏の子では、
脳の重さはそう変わらないにもかかわらず、脳への血流は1.3倍ほど違ってきます。
また、脳の消費カロリーは、身体全体の基礎代謝の消費カロリーに対して
20%程度と言われています。そしてこの基礎代謝は体重に比例していくのです。
脳は血流により、脳の栄養=カロリーが運ばれてきます。
カロリーが多ければ多い=基礎代謝量が多くなればなるほど、
脳は働きをよくしていきます。
これもある意味当然のことで、自動車で考えるとわかりやすくなります。
積んでいるエンジン=脳は大人並みであっても、
小学生は大人に比べ、エンジンに燃料を供給できません。
エンジンは良いものを積んでいても、燃料の多寡で本来の性能を発揮できなくなる可能性があるのです。
体格に恵まれない子が、体格に勝る子に、
勉強をはじめとした頭を使うことで相対的に好成績が出しにくい理由ではないか、
と考えました。
では、体格に劣る子に勝ち目はないのでしょうか。
ここまでお読みいただいた方にはお察しのとおりです。
体格の劣る子が中学受験において勝ちやすくなる戦略。
体格以外で、脳への血流を良くする方法を考え、実行すればいい。これが私なりの答え、戦略でした。
ご参考までに。
鉄緑会から電話があり、先日の入会試験はAクラスで合格したようです。
4月から鉄緑会に一応通うことになります。
英語を全くやっていないので、ついていけるか不安です(笑)
さて、成熟についてお話しします。
子どもの成熟は、武道でよく言われる「心技体」の成長が欠かせません。
では、「心技体」のうち、
中学受験では、みなさんはどの要素が一番重要と思われますでしょうか。
私の意見では、最も重要なのは「体」です。
・受験当日に風邪をひかない。
などの体調管理は当然重要ですが、
受験前の日常生活から、
体力づくり、コンディショニングを最重要視していました。
中学受験の勉強は、3年にわたる長丁場であり、
かつ、1日の勉強時間もべらぼうに長くなります。
中学受験の親御さんや塾講師や個人指導の講師のブログなどでは
あまり強く指摘されてませんが、
根気強く集中力を維持して勉強するためには体力が極めて重要です。
一番重要といっても過言ではないと思います。
机の前で勉強を続けるための体力には、
・同じ姿勢を維持する体幹の強さ、筋力
・疲れにくくするための呼吸器・循環器系の強さ
・長時間考えても疲れない脳
などの要素があります。
これらはすべて身体の成熟の過程で身に着けていくものです。
これらが早い段階で身につくと、それだけで中学受験は有利になります。
灘に合格した塾の子どもたちが一堂に会して撮影した集合写真を見ても、
身長が高い傾向があるようです。
成長期なのか、170㎝近い子もいます。
身長150㎝超のうちの子どもがかなり小さいほうに入ります。
小学6年生男子の平均身長は150cm弱なので、
平均に比べ、かなり大きい傾向にあるのではないでしょうか。
また、がっしりとした体格が多く、
ぽっちゃり型、やせ型の子どもは、ほぼいらっしゃいません。
足が速い子もかなり多いと聞きます。
これが灘だけの傾向ではないことは、
東大寺学園の陸上部が、奈良市内の強豪校として有名なことからも分かります。
体力が重要。これは、スポーツをやる子どもに限りません。
ご参考までに。
うちの子どもの体力をつけるためやってきた取り組みは次回以降で。
前回までは、塾の指導で子どもが挫折しそうなとき、
どう接すればよいかをお話ししました。
性格についての話をまとめます。
中学受験では高度な問題を早く正確に解く必要がある。
そのためには「再現性」が必要。
「再現性」を実現するため、性格的に向いている子どもはいる。
<中学受験に向いた性格>
・しっかり考えられるが、誤りを指摘されると修正もできる柔軟さ。
・塾講師の叱咤激励にも耐えられる強靭な精神力。
以上です。
しかし、私自身は、「性格」はあれば望ましいが、必須ではないと考えています。
息子は頑固でしたし、自分のやり方に固執する性格でした。
もう一つ、重要なキーワードとして、「成熟」がある、と私は考えています。
前回までで申し上げた
「自分の欠点、悪いところを認める」
「受け入れがたいこと、合わない人との付き合い方」
こんな厳しい状況への対応は、大人なら性格の違いを超え、
程度の差はあれ、大体の人がやっていることです。
子どもも、こういった対応はできるようにならなければなりません。
実は、中学受験の成功に向けては「性格」よりも、
子どもの「成熟」が最も重要です。
ただし、子どもは未熟なところも多々あります。
(私自身も中年ながら、大人として成熟できている部分は少ないと思います(笑))
未熟なところを補い、親が手助けして、どうやったら成熟するか、手を貸す。
中学受験での成功は、子どもの成熟を助けることに尽きる、と私は考えています。
成熟の手段は実は中学受験に限りません。
スポーツをやらせたり(サッカースクールが大盛況とも聞きます)、
楽器をやらせたりすることも成熟の手段としては有用です。
中学受験は
「プロサッカー選手になりたい」とか「ピアニストになりたい」とかと同様、
そういった習い事を通じた子どもの成熟の手段の一つです。
ここで大切なのは、目的と手段です。
目的が「中学受験での合格」で、そのための手段が「成熟」なのではなく。
目的が「成熟」であって、手段は「中学受験」
結果として「中学受験での成功」があればいい。
このようなマインドセットが、中学受験を成功に導くために重要です。
中学受験は厳しい世界です。
思うように結果が出ない苦しいときもあります。
そういったときに、結果ばかりを見ていると親自身が苦しくなります。
その苦しさを軽減するためにも、目的は「成熟」に置いたほうが良いです。
実は、親の虚栄心で中学受験をさせるパターンで成功するのは、
子どもが成熟し、親を相対化することで、
自分なりの中学受験の理由を見つけている場合です。
虚栄心があっても、子どもの成長を願い、成長に向けた行動を
あれこれと取っている親御さんは、立派に親業をしていると思います。
ご参考までに。
次回は、成熟についてお話しします。
前回は、子どもは困った反応をした際の対応について述べました。
子どもの成熟を見守る視点が一番重要で、子どもをまず受容することが一番大切とお話ししました。
続いては but へとつながる部分です。
この時、まず、子どもに「どうする?」か、聞いてみます。
子どもの自主性を尊重するためです。
こう聞かれると、子どもはたいていの場合、
「こうしたい」ではなく、
「こうしたくない」という形でお答えされのではないでしょうか。
うちの子どもの例でいえば、「塾に行きたくない」と言い始めました。
ここで、すぐに「塾に行け」と親がいったら、元の木阿弥。
「嫌に感じるところはどこ?」
と、先に受容することで築いた信頼をベースとして、
さらに子どもの本当に嫌っている理由に突っ込んでいく必要があります。
そうやって子どもの心のモヤモヤをを解きほぐしてください。それからbutです。
解きほぐした結果、
子どもの嫌っている理由に対する典型的な解答例
「点数を取れない」(逆ギレパターン)
⇒受験本番で点数を取ればよい。
それまでのテストの点数は、合格までどれくらい近づいたかの目安でしかない。
気にはするけど、一喜一憂しなくていい。
「先生が厳しい」(凹みパターン)
⇒大人になったら、合わない人とも付き合わなければならないケースが出てくる。
そういう時、大人は、付き合いは最小限にして「やり過ごす」。
お前もこれから大人になる練習だと思って、やってみたらどう?
子どもは親との対話を望んでいます。親に自分の話を聞いてほしいのです。
そして親は子どもの健やかな成長・成熟を願っているものです。
こういった気持ちを素直に応用すればいいだけのこと。
親だからこそ、できることはあります。
ご参考までに。
次回、簡単にまとめます。