スピ系&ビジネス系のコーチング | 石田久二公式ブログ

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今朝も5時から2件のコーチングセッションでした。今晩はNLPセミナー。仕事してます(笑)


ところで私は2004年から書いている「宇宙となかよし」ってブログにスピリチュアルのブランドができているため、そっち系と思われがちですが、確かにそうであるものの、基本路線はあくまで「地に足着いたスピリチュアル」です。


ですので、当然、そのようなクライアントさんが集まることになります。私としてはとてもやりやすい。ブログで私の人となりを知って頂き、「この人なら」とお申込み頂くので、お互いのストレスがないです。


ただ、方向性としては大きく2通りのタイプに分かれます。一方が「スピリチュアルに疲れた現実路線の人(スピ系)」であり、もう一方が「現実に疲れたスピリチュアル路線(ビジネス系)」の人です。


着地点は確かに同じなのですが、コーチングのアプローチはそれぞれ異なります。それはNLP四天王の一人であるロバート・ディルツ氏が開発した「ニューロロジカルレベル」から見るとわかりやすいです。

$「信念が人生を創る!」石田久二公式ブログ

このモデルの特徴は「下位概念は上位概念に影響はあるが、一方で上位概念は下位概念に対して絶対的に影響する」と言う点です。


例えば「ピアノを弾く環境にある(家にあるなど)」という「環境」はピアニストであるための条件の一つかもしれませんが絶対ではありません。それに対して「ピアニストである」という「アイデンティティ」はピアニストである絶対条件であり、「アイデンティティ」が整うと、それ以下の「信念・価値観」「能力」「行動」「環境」のすべてが同時に整うことになります。


ですので、アプローチとしては「アイデンティティ」及び「信念・価値観」を変えればすべてが上手くいくのですが、そう簡単にはいきません。上位概念を変えることは下位に比べて圧倒的に難しいからです。


そこでコーチングについて言えば、いわゆる「スピ系」の人は目標はあっても「行動」が伴っていない傾向があるようです。そのタイプの人に対しては、いかにして「行動」を積み重ねるかのコーチングを徹底します。そこから「能力」を高め、ボトムアップ式に「アイデンティティ」へと結実させます。


一方、「ビジネス系」の人はもともと「行動」はしっかりしているので、メンタルなコーチングを徹底します。それがこのブログのサブタイトルでもある「信念が人生を創る!」の「信念アプローチ」です。「信念(ビリーフとも言う)」を整えることで、「行動」と「信念・価値観」が調和し、結果として「アイデンティティ」へと結実します。


ですので、私のコーチングでは最初のセッションで大まかなタイプを判断し、そこからコーチングのアプローチを決めて行きます。人によっては「毎日机の上を片付けるようにしましょう」との「環境」「行動」のアプローチもあれば、禅の公案にある「『父母未生以前に於ける本来の面目如何』について考えて置いてください」など「信念・価値観」「アイデンティティ」からのアプローチもあります。


それはクライアントによって異なります。その判断、そしてアプローチの目安として「ニューロロジカルレベル」はとても役に立ちます。ちなみに私のコーチングのバイブルの一つにディルツ博士の「NLPコーチング」があります。とても整理されてはいるのですが、あくまで概要。これを元に実践することが重要です。


ロバート・ディルツ博士のNLPコーチング/ロバート・ディルツ

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