2011夏の思い出 ~皆生当日(瀕死のスイム編)
もう、何時に起床したのか忘れちゃったけど、
皆生温泉の会場に5時ごろ着いたみたいだから、
3時半起きの、ホテル4時半出発くらいだったのかな?
駐車場でバイクを組み立てて、準備を整えてバイクラックにセット。
今日も好天で、もうすでに暑い。
まだまだスタートまでは時間があるので、まずは一番気に成る波の具合を見に行く。
太平洋沖に台風が来てて心配だったが…
岸の近くはやや波が高く、沖の方はうねりもあるようだけど、泳げないほどでなく一安心![]()
その後、ヒロりんさんと海岸沿いを2kmくらいジョグ。
入水チェック時間が近づいてきたので、ウエットを着てスタート地点へ。
毎回、アップではほとんど泳がないんだけど(疲れるのがイヤなので)、
今年は練習会で毎回、入水直後に呼吸が苦しく、数百メートル泳がないと落ち着かない状態なので、
今回はガッツリとアップ。(300~400mくらい?)
ちちょっと大きめの波で泳ぎにくそうだが、なんとか泳げそう。
浜に戻ってスタートを待つ。
スタート前に気合を入れるのは、一般で参加してるトップアスリートの谷信吾さん。
「楽しんご じゃなく、谷信吾でーす!」
の挨拶で爆笑を取ってた。
で、スタート。
いつものように、アウト側のほぼ最後尾から。
入念なアップのお陰で、順調。大したバトルも無く気持ち良く泳げる。
とにかく、先は長いので落ち着いてゆっくりペースで。
…が、1kmくらい泳いだところで、急に強烈に咳込む。
しばらく立ち泳ぎで咳と呼吸の落ち着くのを待つが、なかなか落ち着かない。
その間もガンガン抜かれていくので、呼吸が落ち着く前に泳ぎ始めるが、
すぐに苦しく成るし、また咳が出る。
何回か止まって咳込んでツバ(痰?)吐いてるうちに、ツバに血が混じり始める。(ヤバい…)
そして、少し泳ぐだけでかなり息苦しくて、まともに泳げない。
中間点の上陸地点まで、後200~300mくらいなので、そこまで頑張って泳いでリタイアするしかないか…
と覚悟を決めるが、その距離が泳げない。
レスキューのサーファーに、「もうすぐ足がつきますよ~」と励まされながらも泳げず、
しばらくは顔を上げたままの平泳ぎと、立ち泳ぎを繰り返しながらやっと中間点に上陸。
このあと半分(1.5km)も泳ぐことは、今の状態なら絶対無理なので、本当はここでやめるべきだったが…
沢山レスキューも居るから(ほぼマンツーマンくらいで)、関門アウトに成るか、
本当にダメに成る所まで行ってみようと決意。(もう本当にダメだったような気もするが…)
で、少し陸上で呼吸を落ちつけて、再度海へ。
(この辺でもう後が10人くらいかな…)
しかし、ここからが本当の地獄。
100mくらい泳いで苦しく成って休憩して血痰吐き、また50m泳いで…
の繰り返しで、段々休まず泳げる距離が短くなっていく…・。
休憩してる間に、またドンドン抜かれて行くので、
レスキューの人に何度も「まだ後ろ居ますか?」って聞きながら…。
もう、何度もリタイアしようと思ったけど、レスキューの人が「まだ時間あるから!」って言ってくれるので、
もうちょっと、もうちょっと…何度も休憩しながら泳ぎ、ようやく最後の折り返し。
ここからは、400mくらいを沖から岸へ戻るだけ。
が、相変わらず呼吸は苦しく、血痰吐くし、この辺でもう完全に体力は無いし(2時間近く泳いでるもんな…)
周りに選手はだれも居ないし…。(ただ、まだ後が居たらしい)
ここからの数百mの間に何回立ち泳ぎ(休憩)したんだろ…。
やっとスイムゴールがはっきり見えてきて、あとブイ3つくらい(約100m?)まで来た。
ゴール地点からは、「制限時間まで、あと20分です」なんて声も聞こえてくるし…。
が、もう完全に限界。
コースブイやレスキューのサーフボードにしばらく捕まらせてもらって休んだりしながら、
(そんな状態でも、レスキューさんと冗談言いながらですが…)
その100mの間も4、5回休んで、ようやく足のつく所に…。
なんとかスイムゴールに辿り着いた!辛かった…。(最後の岸までは流れがフォローだったようで助かった)
足元フラフラで、ヨロヨロとヨロけながら上陸したら、
マーシャルに 「血を吐いてるみたいだからメディカルチェック受けて」って言われたが、
ここまで辿り着いて、ドクターストップにされちゃイヤだったので、
「大丈夫です!」って嘘ついて、バイクラックへ。
「自己責任ですから、早めにリタイアしてね!」って言われちゃった…。
もちろん、自転車乗ってみてダメそうならリタイアするつもりだったけど、
なんか後は行けそうな気はしていた…。(甘かった…)
(…バイク辺に続く)
それにしても、あの泳ぎ方で(あれだけ休んで)、よく制限に間に合ったなぁ…。
奇跡やぁ~!(または、執念か?)



