地味に宅配便の運が悪い私② | 育児やら何やらバタバタしがちな日常 in イギリス

育児やら何やらバタバタしがちな日常 in イギリス

イギリスでの生活、子供たちのことなど。

、ちょっとストレス感じてきました。

もうロックダウン疲れ。& 空回りしすぎ。我ながら、もうちょっと落ち着いた方がいいと思う。

 

今朝なんてすっかり寝坊した上に(昨夜、娘が本当に夜グズグズしてて、1時間半おきくらいに泣いて目が覚めたため)、息子を学校に&娘を保育園に連れて行く前に熱を測らなきゃいけないのに(言うまでもなく、新型コロナの対策の一環で)、体温計が見つからないし。

 

バタバタバタバタ上行ったり下行ったり、あっちこっちガサガサもう半ばパニックで探しまくって、やっっと見つけた体温計で息子の体温測ってみたら、なんと37.0度あるじゃないですか!

 

なに?!

ど、ど、ど、ど、ど、どうしよう!?

も、もしかしてこれは……。

 

と、衝撃すぎて震える手で何度も計り直しても、35度になってみたり、36.4度だったりして全く同じ結果が出ないのー!

 

おでこに当ててピッてやるやつなんですけど、あれって、子供に使うの微妙じゃないですか?

焦れば焦るほど変な結果になるし、息子はふざけてクネクネしてるし!

 

最終的には、心を落ち着かせて私が妊活中に使ってた舌下の体温計を使って(じっとさせてるの大変だった)改めて測ってみたら、2回とも36.4度だったので、ほっとしたんですが!

 

考えてみると私が体温計探して慌てて二階に行ったり一階に戻ったりバタバタしている間に、息子がふざけて私の後ろにくっついて走っているのを目の片隅で見たような..(その時点で、体温なんて1日くらい測らなくて良かったんじゃ)。

最初の熱はそのせいだと思う。なんか焦って朝から無駄なエネルギーを費やす私。

 

で、その時点で学校に遅れそうだったので、しょうがないから慌てて車出して、息子を学校へ送り届け、娘を保育園に連れて行った後にふと振り向いたら、車に息子の水筒が忘れてあるやんけ!!!!

 

ちなみに、新型ウイルスの対策の一環で、学校の水飲み場は全部閉鎖されておりますので、児童は全員、自宅から水筒持参でございます。

まあ、そうは言っても忘れる子もいるでしょうから、どっかでは飲めるのかもしれないですけど、もしかしたら息子が喉渇いてるかもと思うとそのまま水筒を持って帰る気にもなれず、しょうがないのでUターンして、学校の事務所に託けて、そのままダッシュで職場に着いた頃には疲れ切ってHPが点滅状態だよ、って感じでした(FF世代)。

 

しかも、本当にこれはしょうがないんですが、コロナのせいで今職場が本当に人手不足なんですよね。

なので、もうげんなりするほど忙しいのです。あーしんどい。

 

まあ、それはいい。

宅配便の運が悪いと言う話でした。

 

なんか閻魔帳みたくなってきましたが、まあいい、しょうもない話の続き。

 

 

 

 

2。大きな荷物が配達されるのを、自宅で待っていた時のこと。

 

ガタンと玄関で音がしたので、見に行ったら郵便受けに不在連絡票が入っている!

 

ええ!私、家にいたのに!

玄関のベルも鳴らなかったのに。

 

と思って、まずは運転手さんを引き止めようと慌ててドアを開けて走り出たら、ちょうど運よくも夫が仕事から戻ってきたところで、配達の人に鉢合わせてたんですよ。

で、「何の配達?」って話しかけて、図らずも足止めてしてくれてたんです。

 

で、私がちょっとムカッとしながら、

 

「私、今家にいたんだけど。玄関の呼び鈴も鳴らさなかったじゃんよ。」

 

と不在票を見せたら、

 

「あー、今日は配達が遅れてて時間が押してるんだよ。でも、この箱が大きくて重くてこれをバンから出してたら、次の配達に間に合わないから不在票入れちゃった。」

 

と、言われたこともあります。

 

正直なのはいいけど、エライ軽いな、と思った記憶が。

 

3。二年ほど前になりますが、日本の母がバレンタインの時期に色々とチョコレートやら食材を送ってくれたことがありました。

配達状況の追跡サービスによると、すぐそこの地元の集荷場までは無事に着いたのに、そこから足取りが途絶えたのでございます。笑い泣き

 

集荷場で受け取ったところまではスキャンされているんだから、どう考えても集荷場にある筈なので、諦めきれない私が集荷場のオフィスに電話をかけると、

 

ハイハイ、今探してますから〜。

 

って無茶苦茶やる気のなさそうな事務のおねーちゃんがかったるそうに答えるのみ。

 

絶対探してないよね?

 

って感じが、痛いほど伝わってくる感じ。

なんだったら、爪のマニキュアしながらとか、電話に出てそうな感じなんですよ。

 

それっきり連絡もなく、結局これは見つかりませんでした。

 

これを知り合いに言ったら、

 

それ、多分忘れた頃に集荷場の片隅に転がっているのが見つかって、「やっべー、これどうする?今更持ってけないし、あ、チョコだよ。皆でお茶の時間の時に開けて食べちゃおうよ。」ってなるやつだよ。

 

って冗談を言われたけど、全然冗談に聞こえなかったっす。

 (ちなみにコンタクトレンズの時の同僚も、箱持ってきてくれた親切な人も、この知り合いも英国人です。

別に外国人のイギリスに対する偏見で言っているわけではない。)

 

開けて食べちゃおうよ、で思い出したんですけど、私のお友達はフランスにいる家族からお菓子が送られてくる筈だったんですけど、開けてみたらお菓子の缶が開けられて中身が抜き取られてて、代わりに中には小汚い紅茶パックが入っていたんですって。

 

これは税関で盗まれたらしいんですけど、

 

フランス側とイギリス側どっちで起きたんだろうね。

 

って苦笑していました。

 

流石に飽きてきたんでここらで止めますが、もうこんな話は腐るほどあるよ!

 

いや、多分誰もに一回や二回は起きることだと思うんですけど、ただ、そうは言っても私に降りかかる確率が、平均より高い気がするのですよね。

ついこの間も、同僚に「いせまりって、本当に宅配便の運が悪いね」って苦笑されたくらい。


 

あと、まあこういうことをツラツラ書くと、イギリスのサービスは酷すぎる!っていう感じの話だと思われるかもしれません、まあ実際、酷いんですけど。

 

まあ配達とかは、特に日本からのは届くまではすごいストレスだし、もしかしてすっごく大事なものかもしれないし、本気でもっとちゃんとして欲しいですけど、イギリス人のカスタマーサービスの、

 

まあ、起きちゃったことはしょうがないよね。

 

みたいなシラっとしたところ、私は絶対に許せないかというとそうでもないです。

 

実際、感情的にキーキー騒いで相手に謝らせても、何か状況が変わるわけでもないしな。

そもそも私、滅私奉公みたいなのあんまり好きじゃないし。

 

その点日本の方がもっと誠心誠意、みたいなのを求められるから、日本のサービス業は大変だなと思います。

 

いや、利用する方からしたら、あのきめ細やかな対応、と絶対な安心感は何にも変え難いですし、前線で対応しているスタッフやバイトにまで行き届いている、プロ意識は素晴らしいと思うんです(プロ意識、ってあんまりイギリスではお目にかからないやね)。

調べて折り返します、って相手が言って、本当に折り返しの電話が来るもんね!素晴らしいですよね。

 

あと、日本人の方で日本のサービスをマニュアル通り、って言って揶揄する方がいますけど、話す相手によって言うことがコロコロ変わるカスタマサービスの国からすると、マニュアルがあるって素晴らしいことだかんね。

 

ただ、日本にいると割と皆がそのスタンダードの高いサービスに慣れっこになってて、要求が高いのかな、とは思います。クレーマーとか、本質的に関係ないことでのウサを晴らしたい人とかを引き寄せちゃいそう。

 

昔、日本でミニ旅行中、ある地方都市のショッピングモールに寄ったことがあるのですが。

そのモールなんですけど、エントランスホールに大きな石がどんと置いてあって、かの有名なアメリカのスチューレオナードの

 

Our Policy

RULE 1 THE CUSTOMER IS ALWAYS RIGHT.

RULE 2 IF CUSTOMER IS EVER WRONG, READ RULE 1.

 

ルール 1 お客様は常に正しい。

ルール 2 もしお客様が間違っていたら、 ルール1を読み直しなさい。

 

が彫ってあるんですね。

 

で、その横にバーンっと大きな掲示板があって、お客様からのご意見カードが沢山貼り付けてあるんですけど。

 

中には、これはどう考えてもお客さんの方がおかしいだろう、というような言いがかりも沢山あって、そのメッセージの中で店員さんの個人名やら姿形の描写やら、個人が特定できる情報が書かれていても、全然消さずにそのままの状態で貼ってあるんです。

 

で、それに一つずつ各お店の店長さんが赤字で謝りのコメントを入れさせられてるんですけど、

 

このショッピグモールでは何も買いたくないな。

 

とナチュラルに思いました。

お客さんも大事だけど、モールに入っているお店で働いてくれている人の人権やら尊厳も守ってやれよ。

 

まあ、もう数年前のことなんで、多分さすがに今はもうやってないと思いますけど。

 

いずれにせよ、これが極端な例で別に日本のサービスの典型だとは当然ながら思いませんが、日本8割にイギリス2割が混ざった、いや、日本8.5割イギリス1.5割位だったら、文句つけどころのないサービスなのかも。とは思います。

 

 

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鬼のように息子が毛糸の帽子を学校に忘れて来るので、持って帰ってきてね、というお手紙をカバンに入れてあげたら、帽子は持って帰ってきたけど水筒を忘れてきた件。

 

悲しげな手紙。