地味に宅配便の運が悪い私 | 育児やら何やらバタバタしがちな日常 in イギリス

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イギリスでの生活、子供たちのことなど。

例によって、鬼のようにどうでもいいよ!って感じの話なんですけど。

 

私、地味に宅配便の運が悪いんですよね。

 

地味に悪い、というのは、壊滅的にとか、悲劇的に悪いわけじゃなくて、ちょっと運が悪い感じ。つまり決定的な悲劇は起きていないんだけど、要所要所で嫌な目に遭うんです。

 

 

この間コンタクトレンズをネットでオーダーした時のことなんですけど。

 

いつも買うネットのお店なんですが、そこは正午までにオーダーすれば次の日に届けてくれるんです(まあその分、ちょっと余分に配達料払うんですけど)。

大抵、私のような計画性にない人間は、手持ちのコンタクトがなくなってから慌ててオーダーするので助かっているんです。


で、そのコンタクトレンズの発送が、受け取りサイン不要のトラッキング(配達状況の追跡機能)あり、の小包だったんですね。

 

で、私今月お金ないにも関わらず、ちょこちょこ小まめに買うのが面倒くさいばっかりに、数ヶ月分のレンズをガサッと買ったもんだから、自宅の郵便受けに入るかわからなかったし、会社宛に送ったんです。

会社だったら毎日誰かしら受付にいて、受け取ってキープしておいてくれるし。

 

で、次の日に宅配会社から

 

あなたの注文した小包、集荷場(地元のデポ)につきました。今日配達するよ。

 

という、自動配信のお知らせメールが届いたんですが、私もメールは見たんですけど、いかんせん忙しさに紛れてその後すっかり忘れてたんです。

で、夜になって

 

あ、今日来なかったな。

 

とは思いましたけど、まあ通常のビジネスは開いてるとはいえ、新型コロナのロックダウンでの状況が状況だし、明日には来るかなー。と、そのまま深く考えずにいました。

 

したら、その次の日朝7時半くらいに、ぴろん、と携帯がなって

 

あなたの小包は無事に目的地に到着しました。

 

と言うお知らせが入ってたんです。

朝早!とは思いましたけど、うちの会社フレックスなんで確かに7時半に会社には誰かは居るんですよ。なので、誰かが受け取ってくれたんだなー、と思ってそこでも気に留めていなかったんです。

 

で、会社のお昼休みになって、ふと思い出して受付に取りに行ったら、誰も受け取っていない、と言われて急に心配になって来たんです。

他にも小包の配達が行きそうな部署にウロウロ探しに行っても誰も見ていないと言うし、そもそも普通はそんな早くに小包の配達に来ないよ、って言われちゃって。

 

そこで、私ドキドキして来たんですの。

何度も言いますが、私、今月お金ないのにたくさん買ってしまった時に限って、荷物の行方がわからないなんて(今月お金がないのは、車検と車のサービスと車の保険の更新と自動車税の支払いが全部11月だから 笑い泣き)

 

で、しょうがないから、お昼休みに配達会社のカスタマーサービスに電話したら、アナタ、こんな情勢だからしょうがないですけど、誰も電話に出ないまま20分くらい待たされたんです。

ずっとタラタラタラタラ、保留の音楽聞かされてやっと!誰かと話せたと思ったら、

 

うちの会社は7時半なんて早い時間に配達なんてしていないから、その配達済みのお知らせは間違って誰かが小包をスキャンしちゃったんだと思う。

もしかしたら今日着くかもしれないから24時間待って届かなかったらまた電話してください。

 

と言う、なんとも頼りのない内容でした。

で、当然のことながら、その日も届かなかったよね。

 

そこで、次の日のお昼まで待って、またカスタマーサービスに電話したら、今度は30分待たされたんよ(涙)。またちゃんちゃかちゃんちゃか保留の音楽聴きながら待ってる間に昼休みが終わっちゃって、携帯耳にあてながら仕事してたよ。

 

最終的に若いお兄ちゃんが電話に出たんですけど、とにかく朗らかで、私の若干の悲しげな声にも惑わされることなく、電話越しに元気にカタカタとキーボードで何か打ちながら、

 

あー、これは完全に誤スキャンだねー、今日のお昼に配達トラックに乗った記録があるから、多分今日着くよ。

 

て言われて、ちょっとだけホッとして、まあ本当にその日の午後についたんですけど、最後の方はさすがにちょっと不安でしたよ。

 

デイリーのコンタクト数ヶ月分って決して安くはない買い物ですから(しつこいようですけど、今月マジでお金ないのに!これ、言うの3回目な!)、このまま、出てこなかったらどうしよう。

配達状況は配達済みになっているのに、こういう時って誰に補償してもらえるん??とか色々と心配になりました。

 

しかし、日本から来たばかりの頃だったら、もっと慌ててガタガタ騒いでたと思うんですけど、今回は割と淡々と処理している自分がいて、おう、私も大人になったぜ(もしくは、イギリスのサービスに慣れてしまった)。と思いましたよ。40過ぎて大人もクソもないですけど。

 

でも、この一件を同僚に話したら、

 

その配達済みっていうスキャンは、間違いスキャンっていうか、絶対に確信犯だよ。

 

と、言われたんです。しかも自信満々な口調で。

 

つまり、私はオーダー時に追加料金払って次の日お届けサービスにしたので、そのコンタクトレンズのお店は発送時に48時間以内配達保証サービスを利用しているんですね(ラベルにサービス名が書いてあった)。

 

で、そのお店から配達を委託されている配達会社の方は48時間以内に配達できないと、依頼主であるお店に対して都合が悪いので、あーこれは48時間以内に配達できないな、と分かった時点で、データ上は配達されたように見えるように配達済みスキャンをしてるんだろう

 

っていうんですけど。

完全に濡れ衣かもしれないですけど、それ聞いた時に

 

うん、それ普通にありえる。

 

って思いました。

だってさ、一回集荷場で受け通ってスキャンしたものを、朝の7時半にわざわざ間違って配達済みスキャンする状況って考えにくいじゃん?しかも、結局その日には届かなかったわけだし。

 

まあ本気で濡れ衣かもしれないんですけえど、私もとにかく地味に運が悪くて、過去にも本当になんかちょこちょこっと嫌な目にあってるので、この手のサービスに対してはかなり偏見に満ちておりますの。

 

例えば。

 

1。これは昨年の話ですけど。

受取り人のサイン、配達状況の追跡可能、の小包の到着する時間に、私ちゃんと家にいたにもかかわらず、荷物が配達されなかった時のことです。

あれー、と思って配達状況を追跡したところ、配達済みになっている!(このパターン多いな)

 

え?なんで。

私が受け通り人で家にいるのに、誰が受け取ってサインしたん?

 

って私は若干混乱。

この小包は子供の誕生日プレゼントかなんかが入ってたんで、すごい待ち兼ねてたんですよね。

 

で、例によってカスタマーサービスに電話して、調査してもらっていたんですけど。

そのカスタマーサービスの返事が来る前に、その夜になって、近所ですらない、同じ通りのアパート(イギリスではフラットと言いますが)に住んでいる見ず知らずの人が、件の箱を持って現れたんです。

 

これ、うちのアパートのエントランスホールに置いてあったんだけど。

このうちのだよね?

 

っていうんですよ。

で、エントランスホール???みたくなるじゃないですか。一体どこの?みたいな。

思わず、

 

これ、受取人サインが必要な小包なんだけど、誰かサインしたか知ってる?

 

って聞いたら、相手は苦笑して

 

誰もサインしてないと思うよ。

配達の人が勝手にサインして置いていったんだよ。

苦情をしたほうがいいんじゃない。

 

てサラーっと言って、サラーっと去っていきました。

 

エントランスホールにおいてあったってことは、別にこの人のドアの前にあったわけじゃなし、見なかったふりをして放っておくこともできたのに、住所を確認してわざわざ持って来てくれたなんて、超親切な人!!!と感動して、ぺこぺこぺこぺこ御礼を言いながらも、実は内心ちょこっとだけ

 

そうは言っても、彼がうっかりサインしちゃって受け取っちゃったんじゃないの?

だって配達人が勝手にサインするなんてありえる?

 

と思っていた私。

でも、まあ、一応またカスタマーサービスに電話して荷物が見つかった報告をした際に、苦情を申し立てたところ、次の日にはカスタマーサービスを通じて、地元のデポから謝罪のメールが届きました。

 

この配達をしたデポ(集荷場)は、ここ数日予期せぬ事態で人手が足りていないのです(昨年の話ですので、コロナが原因ではありません)

だからといって、ドライバーが勝手に受け通りサインをして、間違った場所に置いてったなんて許されない状況ですよね。ドライバーには厳重に注意をしておきました。これから気をつけます、ごめんね。

 

って、やっぱりドライバーがサインしちゃったんだ!(ごめん親切な人、疑って)ポーン

 

正直ちょっとムカっとはしましたけど、私もその頃にはこの問題に飽きていましたし(私にありがち。)、決して謝らないイギリス人が謝ってくれたので、良しとしました(イギリス人が自分たちの国民性とか、ステレオタイプを言うときに、必ず、足を踏まれても謝ってしまう(くらい、なんでも謝ってしまう)って言うんですけど、そう言うどうでもいいことにはすぐ謝るけど、なんか責任問題とか、過失にはなかなか謝らないと思う。私も何でもかんでも謝れ!謝れ!って言う人好きじゃないから別にいいけど、時々、ここは謝ってもいい状況じゃね?って思うことはある。)

 

でも、これはさすがにちょっと驚いた出来事でした。


こんなくだらない話で続くのかよ、って自分でも思うんですけど、あまりに長くなったので一旦切ります。

 

昨日の娘。

気軽な気持ちで鳩と鴨に餌をやったら、すっごいあちこちから飛んで集まってきてビビりました。

この写真は結構引けてから撮ったので、この三倍くらいは飛んできた。