この本の中でも圧巻なのは、最後に載っている浅草寺100番すべてのおみくじと解説です。
浅草寺のおみくじの原本となっているのが、「元三大師御籤(がんざんだいしみくじ)」別名「観音籤」と呼ばれるものです。
その起こりは、徳川家康の側近だった天海大僧正が、信奉していた元三大師こと比叡山中興の祖である慈恵大師良源に人々の救済を祈願し、お告げを受けて発見したのが、良源が在世中に観世音菩薩から頂いたという五言四句の偈文百枚でした。
これをもとに天海僧正が百本の籤を作り、人々が抱える問題の処方箋にしたといわれています。
ちなみに『万暦大成』により「凶」の本数を数えてみると、100本中31本入っていて、「浅草寺のおみくじは凶が多い」と言われているのも十分頷けます。
浅草寺のおみくじの原本となっているのが、「元三大師御籤(がんざんだいしみくじ)」別名「観音籤」と呼ばれるものです。
その起こりは、徳川家康の側近だった天海大僧正が、信奉していた元三大師こと比叡山中興の祖である慈恵大師良源に人々の救済を祈願し、お告げを受けて発見したのが、良源が在世中に観世音菩薩から頂いたという五言四句の偈文百枚でした。
これをもとに天海僧正が百本の籤を作り、人々が抱える問題の処方箋にしたといわれています。
ちなみに『万暦大成』により「凶」の本数を数えてみると、100本中31本入っていて、「浅草寺のおみくじは凶が多い」と言われているのも十分頷けます。
