最後に、「1.古代のメンヒル説(立石を信仰の対象として崇めたもの)」ですが、立石様の場合は神社のご神体として信仰ではなく、霊異ある石なので崇め奉るといった信仰形態のようです。

『民俗学辞典』(民俗学研究所編)によると、これら
「石神の信仰内容はまちまちであるが、疣をとるとか、耳だれをなおすとか、あるいは百日咳の快癒を祈願するとか、民間療法の意味で信仰されているものが大部分を占めている」
とあります。