天海僧正の伝説

天海僧正はさまざまな伝説に彩られた人物でもあります。

たとえば

・殺害されたといわれている明智光秀はじつは生きていて、のちに天海となった。

・大旱魃の年に雨乞いの祈祷を行い、人々を救った。

・徳川家の安泰、子孫繁栄のため、江戸城内の裏鬼門にあたる南西の場所に
　八門遁甲・玉埋めの法で直径４寸９分８厘の黄金の玉を埋めた。

・術数が悪用されないように、暦の九星の配列を変えた。

・家光に嗣子出生祈願を頼まれ、のちの四代将軍家綱が誕生した。

などがその代表的なものですが、それらの伝説のもととなっているのが、天海僧正が埋葬した日光にある徳川家康の墓所が、風水の最高の地に建てられているからであるのは間違いがなさそうです。