上野清水堂不忍ノ池


上野山内月のまつ



珍しいことに広重は『名所江戸百景』の中で、同じ松を二度描いています。

それが、清水観音堂と不忍池の間にあった「月の松」です。

枝が輪っかになっていて、見る場所によって新月から満月まで様々な形に見えましたが、明治初期に嵐のために折れてしまったそうです。