不思議なことはさらに続きます。

新しく勤め始めた神田の会社には、平将門首塚についてのある噂が広まっていました。

平成となった今でも、“祟り”は存在していると…


10年ほど前の話ですが、その会社の歴史好きの先輩が同僚2人といっしょに首塚に行ったそうです。

その先輩は、どうしても首塚の祟りが本当かどうか確かめたくなり、ふざけて塚にさわり、もう1人とお互いに“祟りのつけ合い”をしたのです。

それから間もなく、彼とつけ合った人が連続して大きな病気にかかり、彼は尿路結石で手術するはめになってしまいました。

つけ合いをしなかった3人の内の残りの1人は、何ともなかったそうです。

私が勤めたときにもその当事者たちが職場にいて、何度も本人や周りの人からその話を聞かされたので、今でも祟りがあることに衝撃を受け、怖くなり、とうとう首塚には行けなくなってしまいました。