次に、私たちは社殿の斜め向かい側にある池に向かった。




「わぁ、きれいな鯉!」

Y嬢が指差した方向にはたくさんの鯉が集まっていて、池のほとりに近づくと、餌をもらおうと思ってそのほとんどが寄ってきた。





池の中には小舟が浮かび、周囲の岸には石灯籠や鳥居や見晴らし台があり、都会のオアシスというような風情を醸し出している。