東京スカイツリーの開業で注目を浴びている浅草エリアからいったん離れて、同じようにパワースポットが集中している芝エリアに行ってみたいと思います。

芝エリアで有名なのは、何といっても昭和33年の完成当時世界一の高さを誇り、東京のランドマーク(目印)でもある「東京タワー」ですが、そのほかにも「増上寺」や「愛宕神社」、「芝大神宮」などのパワースポットが点在しています。

慶長3年(1598)の江戸城拡張工事にともなって、江戸城の西側(千代田区平河町・麹町あたり)にあった増上寺は現在地(港区芝公園)に、その場所に鎮座していた芝大神宮も同じく現在地(港区芝大門)に移転したそうです。

以前、NHKのテレビ番組「ブラタモリ ~東京タワー・芝~」では、「東京タワーは現代の、増上寺は江戸時代、愛宕山は縄文時代のそれぞれのランドマークだった」という解説がされていましたが、これらはすべて江戸城の本丸台地を取り囲む武蔵野台地の端に建てられていて、風水上のエネルギースポットにもなっているのです。