「ご利益先行型」信仰プロセスの寺社は比較的小規模のところが多く、いただけるご利益も恋愛成就や良縁祈願などの1、2個の特長的な分野に限定されています。

ご利益の出方も早く、参拝して早ければその日のうちに、遅くとも3、4ヶ月以内には何らかの兆しが出てくるようです。

最近、マスコミでよく取り上げられる“パワースポット”の多くがこれに当たります。



一方、「ご利益後出し型」信仰プロセスは全国的に有名な古くからある大きな寺社で、ご利益も諸願成就というようなオールマイティにカバーしています。

また、その中でも「特にこれ」といった特長的なご利益もあるようです。

(たとえば、観音様の場合、観音経に書かれているように、困難なときに絶大なる救済力を発揮してくださいます)

ご利益の出方は、人生全般に良い影響を与えてくださるといった形になり、その人の人生の一番適した時期にいただけるようです。



また、どちらの特長をも兼ね備えた中規模の大きさの寺社が、「混合型」といえるでしょう。