こんにちは。

朝夕は多少涼しくなりましたが、日中はまだまだこの暑さ・・・油断できませんねぇ。

さて、昨日は、しげじイの地元・大湊町の秋まつりでした。

コロナの影響で、2年間は自粛、そして昨年は縮小して開催いたしましたが、本年はやっと以前の秋祭りに戻しての開催となりました。

・・・とは言っても、もともと地元民だけのささやかなお祭りですが(笑)。

  子供神輿の奉納

 

17日9時、秋祭りは、地元の氏神さん・日保見山八幡宮に「子供神輿の奉納」から始まりました。

※この後、子供神輿は元気な掛け声とともに町内を練り歩きましたよ。

八幡宮から町民会館の周りには、大湊町振興会の皆さんが色んな屋台店を出してくれています。

 秋祭りの屋台

 

屋台店の定番、ヨーヨー釣り、的あて、くじ引き、お菓子釣りやかき氷、焼きフランクフルトソーセージ、ジュース等のお店が並び、町民会館では、ご当地らしく「伊勢うどん」のお店を、社会福祉施設「いこい」の皆さんが出展されました。

中でも開催から終了まで途切れることなく賑わったのは”スーパーボールすくい”でした。

昨年、小学校が合併した関係で、生徒数が増えた分、大湊地区以外の子供たちも一緒になって楽しんでいました・・・一時は、子供や家族連れで会場が一杯になるくらいでしたよ。

また、別会場では、伊勢音頭の披露やソフトボール大会、よさこい踊りなどが開催され、見る人も踊る人も一緒になって楽しみました。

 お菓子釣り

 

祭りの最後は、町民待望の「餅まき」で盛り上がりました。餅まき役には、地元の市長、市議、ボランティア協議会長、保育園長や振興会の皆さんが参加され、終盤には地元選出の代議士まで駆けつけてくれましたよ。

ちなみに、大湊町は造船で栄えた町です。今は途絶えていますが、当時は新船の進水式には必ず「餅まき」が行われ、年配者の中には、子供の頃を懐かしく思い出す人もいたでしょう。

 

尚、その前日・16日は前夜祭として老人会主催の「芸能祭」が参集殿で開催されています。こちらはコロナ自粛で4年目の開催です。

  芸能祭「初穂曳き・木遣り」

 

前半では”子供木遣り”を中心とした「初穂曳き・木遣り」が披露され、会場は絶好調。その興奮は芸能祭の終了まで続きました。

※内宮領「初穂曳き」は、毎年5つの団が持ち回りで奉納することになっていて、今年は大湊町が受け持ちます。

唄あり踊りあり、ニコや大正琴の演奏なども繰り広げられました。

 

「えっ?・・・しげじいは?」・・・て?

宮崎県は日向市で毎年8月に開催される「ひょっとこ踊り」を気の合う面々と一緒に踊ったのと(今回が、3度目です)、司会進行役でした。

まっ、いずれにしても”影の存在”ですかね?(笑)

そんじゃ、また。

しげじい

 

こんにちは。

今日はいいお天気です。でも、その分「暑い」(笑)。

一時ほどではありませんが、事務所を離れると汗が吹き出します。

さて、その日の天気予報は「曇り時々雨」でした。

実施か否か、確認したところ「傘を持ってお越しください」とのこと。

青峰山を知る尽くしているという鳥羽市文化財研究員の野村史隆さんの解説を聞ける又と無いチャンスなので行ってきました。

 

正福寺山門前集合とのこと。今回は”エコツアー”ではありませんので(笑)現地までは車で行きました。

正福寺の山門

 

時間になり、野村さんの説明が始まりました。野村さん独特の語り口調は、すごくわかり易く勉強になります。

 山門について説明する野村さん

 

この山門は、1842年に竹中工務店により建造されたとのこと。また棟梁は地元志摩市的矢の中村九蔵治長とのこと。山門には当時活躍した立川流の彫刻集団の作品がふんだんに使われていて、中には「隠れエビ」などもあります。

 隠れエビ(矢印)

 

山門前に建てられた常夜灯などのお話しを聞き、本殿医向かいます。

 薬医門と奥に金堂

 

今回は、野村さんの口利きで特別に本殿の中も拝観できるとのこと。

昔、胃腸薬”紫金丹”を販売していた名残の”薬医門をくぐり中に案内されました。

長年使っている炊事場の窯は、年季ものだそうですよ。

1月に開催される御船祭などでは大勢の参拝客のおもてなしをするのでしょうね。

 炊事場

 

金堂(本堂)も見事な構えです。

金堂(本堂)

 

本堂の隣には聖天道があり、渡り廊下でつながっています。

 聖天道への渡り廊下

 

渡り廊下の壁面にはびっしりと古い絵馬が飾られています。

野村さんは、護摩札と合わせてこれらの全てを詳しく調査され、どの時代に誰がどこからお参りに来られたのかを一覧表にまとめられています。野村さんのご努力で正福寺の歴史が次々と明らかになっています。

 

金堂の前には、竜宮池がありコイが泳いでいました。

竜宮池と鯨岩

 

この池の水は、金堂の裏手からの湧き水で鳥羽湾に流れ出る加茂川の源流だそうです。

また、池の前の岩にしめ縄がかかっていますが、名を鯨岩と言い、正福寺のご本尊「十一面観音を載せてきた鯨が岩に姿を変えた」との言い伝えがあるそうです。

その他にも大師堂、弁天堂、手水場、庫裡、夫婦杉、鍾楼堂などを詳しく説明してくれました。

そして、最後に灯明岩に案内してくれました。

 灯明岩への降り口

 

この頃には、雨がぽつぽつと当たり出しましたが、野村さんの説明で「灯明岩は、青峰信仰の原点で、昔この岩を目印に航行した」とのこと。また、時化になるとこの岩から光が差し船を守ってくれた」とのことなどを聞かされていましたので、ここを省略するわけにはいきません。

5分ほど下って行くと小さな社があり、その後ろの岩が「灯明岩」です。

灯明岩

 

今は、木々に覆われていますが、この位置からは、太平洋が見渡せたはずです。

確かに、時化の暗闇の中、雷の光がこの岩に反射して、位置を知らせることで船を助けたのかもしれません。

 

今回、このブログには書ききれませんが、

野村さんのお陰で色んな事を学ぶことができました。

学んだことは、今後のエコツアーに活かしていきたいと思います。

ありがとうございました。

 

解散後、忘れてきた傘を薬医門に取りに帰った所、

境内が霧に包まれて先ほどとは違う景色になっていましたよ。

霧に包まれた境内

 

それと、係りの方の姿が見えましたので、

ちゃっかり、正福寺のふるまいの煎餅を買って帰りました(笑)。

 

そうそう、

正福寺は、奈良時代西暦730年にの開山とのこと。

「聖武天皇が南都東大寺建立にあたり、伊勢神宮に祈願するために朝熊山に行幸され、夢のお告げに従って建てられた」とのことです・・・大事な話が最後になりました・・・(笑)。

そんじゃ、また。

しげじい

 

こんにちは。

今日も暑いですね。

予報は「曇りがち」・・・と言うことでしたが、

とんでもない!灼熱の太陽です(笑)。

 

さて、今年もちびっ子「クラフト教室」が始まりました。

事前に予約をいただいていた二組から開始です。

「クラフト教室」制作の様子

 

材料は、貝殻やどんぐりなど。

それに紙粘土やマーカーペンなどで自由気ままに作ります。

開始前には、ご挨拶と海のこと山のこと自然の大切さなどのお話しをします。

だいたい1時間から1時間半くらいでしょうか。本人は夢中になっていますから気が付きませんが、10時頃開始してほぼお昼までには終わります。

 「できたぁ~」

 

どの作品も個性があり魅力的です。

 貯金箱

 

写真は、貯金箱です。

インスタントコーヒーの空き瓶に貝殻やウミガメの骨などの漂着物を大胆に貼り付けていますね!

 ???

 

こっ、これは・・・なに?

流木に紙粘土を張り着色しています・・・なんとサイケデリックな!

新種の魚かな(笑)。僕にはチョウザメに見えます。

素晴らしい作品ですね。

 ストラップ

 

写真のストラップは、アサリに飾りをつけたものです。

可愛いですね。

都合よくアサリに穴が空いていますね。

これ、実はツメタガイという巻貝に食べられた跡なんですよ。

浜辺に打ちあがった二枚貝をよく見ると、穴の空いたのが時々見かけられます。

こんど浜辺に行ったら探してみてください。

 ツメタガイ

 

ちなみにこの犯人・・・ツメタガイは、二枚貝の天敵として漁師さんには嫌われ者ですが、

伊勢市の大湊町、二見町辺りではバンジョと呼んで佃煮にします。

また鳥羽国際ホテルは、ツメタガイの「エスカルゴ」として地元食材を活用しました。

 

さて、この「クラフト教室」は、この後8月5日(土)、6日(日)、19日(土)、20日(日)の各10時と14時に開催されます。

夏休みの宿題にどうぞ!

ただし、予約優先ですので、ご一報ください。

TEL0599-25-2358

 

そんじゃ、また。

しげじい