2月14日、紅ツゲが美しく色づく季節に合わせて、菅島の大山周遊ツアーを開催しました。

この日は春を思わせるようなぽかぽか陽気で、風も穏やか。まさに絶好のハイキング日和となりました。

 

◇大山山頂へ、ゆっくりとスタート

菅島港を出発し、まずは大山山頂を目指して緩やかな登りを進みます。

ウォーミングアップを終えて水道タンクに到着すると、参加者の皆さんは上着を脱ぎ、本日一番の急登へ挑戦。

「ゆっくり、ゆっくり」と声を掛け合いながら、着実に登っていきました。

 

◇登りきった先に広がる絶景

急登を越えると、一気に視界が開けます。

鳥羽港、青峯山、朝熊山、そして浦村へ続く海岸線まで見渡せる大パノラマに、皆さん思わず感嘆の声。

この瞬間のために登ってきたと言っても過言ではありません。

 

◇島弁当でほっとひと息

予定より早めの昼食タイム。

港で受け取った島弁当を開けると、サザエやアオサ入りのだし巻き卵、菅島名物のサメのたれ、海苔やワカメの佃煮など、島の恵みがぎっしり。

「美味しい!」と笑顔が広がり、皆さん大満足の様子でした。

 

◇足元を彩る紅ツゲの紅葉

大山山頂へ続く道では、紅葉した紅ツゲが足元を覆い、でこぼこした道ですがこの時期ならではの貴重な景色に、参加者の皆さんも感動されていました。

 

◇灯台へ続く道と、季節の香り

山頂から菅島灯台へ向かう道では、紅ツゲの彩りとともに、眼下に広がる港や答志島、神島、伊良湖岬を一望。

灯台に到着すると、水仙の花が咲き誇り、ふわりと漂う香りに季節の移ろいを感じました。 

 

◇アップダウンも楽しみに変わる一日

アップダウンの多いコースでしたが、歩き終えた皆さんの表情はとても晴れやか。

「来てよかった」「また歩きたい」といった声も聞かれ、充実したツアーとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

1月31日(土)、厳しい寒波が続く中ではありましたが、1月中に3回目となる「相差の岬めぐりツアー」を無事開催しました。

太陽が雲に隠れると身にしみる寒さでしたが、参加者のみなさんは元気いっぱい。軽やかな足取りで相差の景色を楽しんでいました。

 

鯨にまつわる伝説の地・鯨崎へ

先週訪れた青峯山とゆかりのある鯨崎を目指し、海女小屋や漁師小屋が並ぶ相差漁港を歩いて進みました。

途中、「青峯山十一面観世音菩薩発祥之碑」の前では、この日のゲストガイド・中村幸照さんから、鯨に乗った観音様の伝説など興味深いお話を伺いました。

 

鯨崎の先端でまさかの富士山発見!

雑木林に囲まれた遊歩道を抜けると「鯨供養の塔」が現れます。

そこから伊良湖方面を眺めていると、参加者のひとりが「富士山が見える!」と声を上げ、みんなで富士山探しに夢中に。

思いがけない富士山に、寒さも忘れて盛り上がりました。

 

菅崎園地で紙芝居から学ぶ“春雨”の物語

太平洋と的矢湾を望み、対岸には安乗崎灯台が見える菅崎園地。

ここには、明治44年11月に沖合で座礁し遭難した駆逐艦「春雨」の殉難碑が建っています。

碑の前では、中村さんによる紙芝居「駆逐艦春雨遭難救助物語」が披露され、参加者は当時の出来事に思いを馳せながら耳を傾けていました。

 

ツアーの締めくくりは相差漁港へ

菅崎園地を後にし、相差漁港へ戻ってツアーは無事終了。

解散後は、干物のお店や石神さんへ立ち寄る方も多く、相差の魅力をたっぷり満喫していただけたようです。

 

 

 

 

 

 

1月24日(土)。日本海側を中心に厳しい寒波が押し寄せるなか、私たちは舟神様として親しまれる“青峯山”を訪ねるエコツアーを開催しました。冷たい空気の中にも、参加者の皆さんのワクワクした表情が印象的でした。

 

海女たちが祈りを捧げる青峯山正福寺へ

地元の海女さんたちが、年に一度必ず登り海上安全を祈願するという青峯山正福寺。

今回は、鳥羽市松尾駅から、かつて大黒屋光太夫も通ったとされる「松尾道」を丁石を数えながらゆっくり登っていきました。

途中には、ますきちが狼に追われて逃げ込み、命を救われたという伝説の「ますきち岩」も。岩の上から眺める景色は、寒さを忘れるほどの美しさでした。

 

山門の「隠れ海老」と夫婦杉に驚き

正福寺の山門では“隠れ海老”探しに挑戦。細工の見事さに思わず歓声が上がりました。

さらに、平清盛お手植えと伝わる夫婦杉の堂々たる姿には、長い歴史の重みを感じずにはいられません。

金堂では、絵馬や護摩札に刻まれた年号を眺めながら、時代を超えて受け継がれてきた信仰の深さに思いを馳せました。

 

伝説の灯明岩へ

山を下る途中、時化になると光を放ち、龍が現れて難破しそうな船を救ったという伝説が残る「灯明岩」にも立ち寄りました。荒々しい海とともに語り継がれてきた物語に、参加者の皆さんも興味津々。

その後は沓掛道を下り、無事に上之郷駅へ到着。寒さの中にも達成感と充実感があふれる一日となりました。