東京に、6・7・8とお邪魔してました。

盛りだくさんなので、どこからお話してよいやらわかりませんが

6日、着いた早々ライブの打ち合わせをして、そのままいつものICVS東京クリニックへ。

その日は、定期的に細胞を入れたあとの、定期的な診断結果を聞く日でした。

ものすごく順調でした。

もしかしたら、あと1回、自分の細胞を6月に入れてもらって

結果次第では終了になりそうです。

今回は、7億個のT細胞を入れてもらったんですよ

通常は誰でもからだの中に1億5千ほどのT細胞が血液の中を流れているそうです。

それを7億個に増やしてしこりのあった場所に局注してもらいます。

「狙い撃ち」ですね。

3センチ以内のガンなら、80%縮小、もしくは消失するとのことですので

はやく、この治療が一般的になることを願います。

その足でレコーディングのため五反田へ。

今年新たな出会いがあり、ありがたくも曲と歌のご指名をいただきました。

前から願っていた「桜」をテーマにした歌を作れたことが、とっても嬉しかったです。

もうすぐみなさんにお届けできると思います。

そして7・8の2日間、恒例になった東京ボイトレ。

今回も多数の応募をいただき、抽選になってしまいました。(選に漏れたみなさんゴメンネ)

でもこういうのもきっと、今回出会うタイミング っていうのがあるんだなーと

感じる出会いでした。

どんなことをするかは、事前に何も決めませんでした。

その方に会って、声を聴いてから進めていくのが私のやり方です。

今回はそのほとんどの方に共通して見えたものがありました。

それは「迎合」でした。

流行という言葉、流れ行く と書きます。

素晴らしいアーティストは、どんな流れが来ても、その流れが去ってもなお、そこに存在してくれるものです。
時々流れと合致して、突然売れたりもします。でも「流れ」は必ず去ります。

それでもいいアーティストはずっとそこにいます。それは自分の中で鳴っている音楽に

忠実だから。

今回出会ったみなさんは、その流れに翻弄されてるように見えました。

売れるにはどうしたらいいか、今来てる音楽はこんな感じで、ウケのいい声は顔はこうで・・・

そんな事の前に「私は何を歌いたいか」を自分の腹に聞いてみることだと思います。

自分の今の声を技術で底上げすることは出来ます。

でもそれ以前に、なぜ自分は現在その声なのかを 静かに自分の「腹」に問うてみて欲しいです。

・・・なんだか偉そうなことばかり書きました。ゴメンナサイ。

まわりはいろんな事を言うので、どうしていいかわからなくなると思いますが、

自分の中に鳴り響くメロディと言葉を、「さぁ!おもてに出してあげるね~~

という気持ちで私は歌っています。


写真は、2日目のボイトレにいらしてくれたグループレッスンのみなさん。

たった1時間半で、こんなふうになれるから、歌ってホント素敵だと思います。

普通なら、「歌手とファン」という壁もボイトレでなし崩しです(笑)