先日、とある男のサイン会に参加しました。

棚橋弘至という男です。彼は新日本プロレスという団体を支え続け、引っ張ってきた誰もが認める"ACE"です。そんな、ファンを愛してファンに愛され、逸話と伝説が絶えない世界も認める最高の"レスラー"は来年1.4東京ドーム大会WRESTLE KINGDOM20で引退してしまいます。小学生の頃、私が初めてプロレスに出会った時の試合も彼の試合でした。(2015年1.4 東京ドームWRESTLE KINGDOM7メインイベント IWGPヘビー級王座決定戦

挑戦者:オカダ・カズチカvs王者:棚橋弘至) この試合を見て、私は"プロレス"を感じたというよりも棚橋弘至の"強さ"を感じました。チャラ男の風貌…自分をイケメンと称す態度…当時の棚橋を象徴するようなオーラとは裏腹な説得力のある試合運びと必殺技。思わず叫びたくなるような棚橋弘至の戦いの中で、興奮が冷めなかったです。そんな棚橋弘至が私は大好きです。

(2話に続く…)

※棚橋引退まで後16日。